低価格で美しい楽譜を!必須機能をコンパクトにまとめた「Finale SongWriter 2012」が登場

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エムアイセブンジャパンは、作曲をメインとするソングライターのためのソフトウェアである「Finale SongWriter 2012」を発売した。また、同時に「PrintMusic 2012」のアカデミック版も発売した。

「Finale SongWriter 2012」は、楽譜作成ソフトの最高峰「Finale」の入門版。自作の曲があっという間に出版クオリティに仕上げられるのが特徴だ。対応OSは、Windows XP/Vista/7、Mac OS 10.5~10.7。

手書きで楽譜を作る場合、移調したりイントロを追加したりしようとすると、最初から楽譜を書き直さなければならない。「Finale SongWriter」を使えば、調の変更、小節の追加、記号類の移動も思いのまま。曲作りのスタートは「セットアップ・ウィザード」がナビゲート。書き上げた曲はHuman Playbackと高品質なソフトウェア音源でプレイバックして耳で確かめることができるので、イメージどおりの曲になるまで、いくらでも手を加えられる。

そして、楽譜の見た目を出版譜並みに仕上げることが可能。「Finale SongWriter」には、実際に楽譜出版で使用されているフォントが付属しているのだ。歌詞、コードネーム、反復記号、コーダなど、種類豊富な音楽記号を自由に表現できるようになっている。ギターやベースはコード譜だけでなく、タブ譜にも対応。五線譜からタブ譜に変換することも可能だ。また、パーカッション用の音符を入力する際に、入力しようとしている楽器の名前が画面に表示され、該当する符頭を表示する機能もある。画面内に入力された音符や記号類は、自動的にレイアウト調整されるので余計な手間をかけることなく美しい楽譜になるのもうれしいところ。さらに多くのアイテムは手動で調整することも可能で、こだわったレイアウトを追求することもできる。

ひらめきを逃さずに楽譜が作成可能なのも魅力。MIDIキーボードを弾くだけで音符が自動的に入力されるほか、コンピューターのキーボードやマウスを使った音符入力も可能。共同作業においては、Finaleソフトウェア・ファミリーの他の製品で作成されたファイルも開くことができるほか、他の製品で作成されたスタンダードMIDIファイルおよびMusicXMLファイルを読み込むことが可能だ。

「Finale SongWriter 2012」は、ソングライターをはじめ、スコアのシェアをしたい人、そして、「Studio One」などスコアリング機能を備えていないDAWのユーザーにも理想的なソフトウェアとなっている。

◆Finale SongWriter 2012
価格:6,980円
発売日:2012年8月24日

●Finale PrintMusicのアカデミック版が新たに登場

このほか、楽譜作成ソフトの「Finale PrintMusic 2011」のアカデミック版が新設された。「PrintMusic」は上記「SongWriter」の上位グレードとなるソフトウェア。アカデミック版の登場は、多くのリクエストに応えたもので、これにより、学生、教職員がお求めやすい価格で購入可能となる。また、ガイドブック(「プリントミュージック2011 楽譜作成ガイド」、スタイルノート刊)をバンドルした特別パッケージも同時発売される。

◆PrintMusic アカデミック版
価格:9,800円
◆PrintMusic アカデミック版ガイドブック付属
価格:11,800円
発売日:2012年8月24日

◆Finale SongWriter 2012 製品詳細ページ
◆Finale PrintMusic 2011 製品詳細ページ
◆Finale楽譜作成ソフトウェア・ファミリー
◆エムアイセブンジャパン
◆BARKS 楽器チャンネル
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