RMEから、194イン/196アウト 192kHzトリプルMADI PCI Expressカード「HDSPe MADI FX」

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シンタックスジャパンは、ドイツRMEのオーディオインターフェイス「HDSPe MADI FX」を10月12日より発売する。

「HDSPe MADI FX」は、3つのMADI I/O(オプティカル×2、コアキシャル× 1)、AES/EBU×1、アナログ・モニタリング出力×1の194イン/196アウト、計390チャンネルを搭載。さらにワード・クロックと4つのMIDI I/O を加えることにより、コンパクトなスペースに完全な接続性を実現している。コンピューターにはマザーボードのPCIeスロット×1と、ケースに拡張ボードを設置するための空きスロットが1つ必要となる。

膨大なオーディオ・チャンネル数を処理すると同時に、従来どおりの低レインテンシー・パフォーマンスを保証するために新しいHammerfall Pro Audio Coreを搭載する。この最新のコアは、以前のMADIフラグシップ・モデルの3倍のチャンネル数を処理し、さらにシステム負荷をも軽減。MADI FXの膨大なオーディオ・チャンネルを処理すると同時に、RMEの伝統でもある低レインテンシー・パフォーマンスを保証する。さらに、新しいコア・テクノロジーは、膨大なチャンネル数を効率的に扱うTotalMix FXの特別バージョンを搭載。パフォーマンスの最適化により、MADI FXの4096チャンネル・ミキサーは、Fireface UFXの1800チャンネル・ミキサーと同等の快適な操作性を実現している。また、新しい高速DSPによって、より多くのEQやコンプレッサーが使用可能となっている。その他のおもな特徴は以下のとおり。

・すべての設定をリアルタイム変更可能
・8段階のバッファーサイズ/レイテンシー設定:0.7/1.5/3/6/12/23/46/93 ms
・チャンネル数:194チャンネル入力/196チャンネル出力(48 kHz)、98チャンネル入力/100チャンネル出力(96 kHz)、50チャンネル入力 /52チャンネル出力(192 kHz)
・マスター/スレーブ・クロックをインテリジェントに自動切替
・TotalMixミキサーを使ったレイテンシーの無いサブミックス、および完全なASIOダイレクトモニタリング
・サンプル単位の正確な配列を保障し、チャンネル間のスワッピングを防止するSyncAlign
・入力信号の同期状態を監視し、結果を表示するSyncCheck
・バーチャルMIDIポート
・TotalMix:内部処理42ビット4,096チャンネル・ミキサー
・DIGICheck DSP:ハードウェア内のレベルメーター、ピーク/RMS表示
・SteadyClock:ジッター抑制 ─ 抜群の安定度を誇るデジタルクロック

◆HDSPe MADI FX
価格:オープン (市場想定価格 147,000円前後)
発売日:2012年10月12日

◆HDSPe MADI FX 製品詳細ページ
◆シンタックスジャパン
◆BARKS 楽器チャンネル
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