西山浩司ワルオバンド、31年の時を経てファーストライヴ開催

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1981年からフジテレビで放映されていたバラエティ番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子」のワルオが西山浩司ワルオバンドを結成、音楽活動を再開する。2012年5月に結成、活動スタートとなるファーストライヴは10月7日(日)原宿ラドンナにて昼と夜の2回公演が行われる。

◆西山浩司ワルオバンド画像

音楽と笑いを融合したステージを繰り広げるという西山浩司ワルオバンドは、6名のメンバーで構成されている。西山浩司がリーダーとしてボーカルを務め、ギターのKoichi(コーイチ)、ベースのNORRY(ノリー)、コーラスがRUMI(ルミ)、ドラムはRIHIT(リヒト)、そして、「笑い担当」として欽ちゃんファミリーの佐藤あつしが加わった形だ。

舞台構成は、西山浩司がソロアルバムを発表した自身の曲や「イモ欽トリオ」で160万枚を売り上げた「ハイスクールララバイ」などの音楽と、笑いを取り入れるコントとの融合で、萩本欽一の笑いを継承すべく「音楽をきっちりやりながら、そこに笑いを融合させたい」としている。

西山浩司ワルオバンドではイモ欽トリオで実際に着用していた31年前のリーゼントのカツラをかぶって登場するというが、ここに至るまでは、紆余曲折の思いがあったようだ。

「僕はワルオとして見られることがイヤでイヤでたまらなかった。『早くワルオを卒業したい』『ワルオは過去のことだ』と、自分が成長していくためにはワルオは邪魔だった。あるお店で飲んでいたとき、ほかのお客さんが勝手に『ハイスクールララバイ』のカラオケをリクエストしたことがありましたが、僕は店をそっと出ました。それくらいイヤだったのです。ところが40歳くらいになって、それが変わったんです。」──西山浩司

思いが変わるきっかけは2011年10月に始めたfacebookだったのだという。様々な人からのアクセスを受け、自分で思う以上にイモ欽トリオやワルオに対する根強いファンの存在を肌で感じたというのだ。

「そして、衣装屋さんにも当時の特注のリーゼントのカツラが美しいまま保存されていました。今回のファーストライヴでは、リーゼントのカツラを着用しますが、その衣装は学ランではありません(笑)。31年かけて進化したワルオをぜひ楽しみにして下さい。」──西山浩司

当時のままのカツラでありながら、成長を遂げたワルオがどんなバンドを結成したのか。青春の甘酸っぱさはほとばしるのか。ぜひご注目を。

<西山浩司ワルオバンドLive>
2012年10月7日(日)ラドンナ原宿(昼・夜2回公演)
2012年10月20日(土)さぬき市テアトロン音楽祭にて(香川県)
2012年12月9日(日)MUJIKAにて(愛知県名古屋市)

西山浩司ワルオバンド
VOCAL:西山<ワルオ>浩司
DRUMS:REHIT
BASS:NORRY
GUITAR:Koichi(m-world)
CHORUS:RUMI(m-world)
笑い:佐藤あつし
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