アンディ・ウィリアムス、死去

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映画『ティファニーで朝食を』の主題歌「ムーン・リバー」や「酒とバラの日々」「ある愛の詩」「ゴッドファーザーの愛のテーマ」などで知られるアンディ・ウィリアムスが死去した。享年84歳。

アンディ・ウィリアムスは2011年11月5日、アメリカ/ミズーリで行なわれたコンサートの最中、オーディエンスを膀胱癌を患っていることを明らかにした。「膀胱に癌がある。でも、癌はもはや死の宣告ではない。多くの人が乗り越えている。やっつけている。毎年(癌に)勝つ人の数は増えている。僕もその1人になるつもりだ」と話していた。

1927年アイオワ州に生まれたアンディ・ウィリアムスは、1952年にソロとしてのキャリアをスタート、1950年代半ばからヒット・シングルを連発し、1960年代には映画音楽集をはじめアルバムを次々にヒットさせ、アメリカの国民的シンガーとなった。

日本ではCM出演をはじめ、『アンディ・ウィリアムス・ショー』(NHKで1962年から9年間放送)、紅白歌合戦にも1991年に出場するなど、甘い歌声は多くのファンを魅了した。来日公演は1967年、1970年、1973年、1982年、1988年、2004年、2006年の7回行なわれている。

またひとり、偉大なベテランが旅立ってしまった。ここに哀悼の意を表します。

◆アンディ・ウィリアムス作品
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