ザ・ローリング・ストーンズ、『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』が鮮烈にリイシュー

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50曲入りベスト『GRRR!』、50周年記念ドキュメンタリー映画『クロスファイアー・ハリケーン』…と強力なアイテムが目白押しのザ・ローリング・ストーンズに、またもや強烈な一発がやってきた。これまでその陰に隠れがちだったストーンズ初の公式フィルム『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』の最新編集版だ。

◆『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』画像

そもそも『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』は、1965年9月3~4日に行われた短期アイリッシュ・ツアーを追ったストーンズ最初の公式フィルムで、ファンの熱狂やバンドのプライベートに重きを置いて編集された作品であった。アイドル的人気の絶頂を迎えていたストーンズの真の姿を伝える貴重な記録であるが、一方で彼らの音楽を楽しむ意味においては、十分に満足できるものではなかったのも偽らざるところ。

50周年を記念して登場する『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』最新編集版は、強烈に生まれ変わっている。実は2011年に保存庫から見つかったラベルの無いフィルム缶に保存されていた未編集のライヴ素材やセッション映像がたっぷりと加えられたのだ。

コマ毎に丁寧にレストアされた映像や、1stジェネレーションのテープから落とされたライヴ音源など、ブートレッグで出回っていたものとは格段のクオリティの違いがある。「アイム・オールライト」の途中でファンがステージに乱入する有名なシーンも、ブライアンに飛びついたファンの身体がギターに当たり、ノイズを発するあたりも如実に描かれている。その混乱がより生々しく迫ってくる丁寧な編集がうれしいところだ。

ライヴで演奏されるのは「ラスト・タイム」「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」「エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ~ペイン・イン・マイ・ハート」「アラウンド・アンド・アラウンド」「サティスファクション」の全6曲で、これがプロショットで捉えたストーンズ最古のライヴ映像となるものである。

また、ホテルの一室でミック・ジャガーとキース・リチャーズがアコースティック・セッションを繰り広げるレアシーンも新たに追加されている。デビュー作からの「テル・ミー」に加え、他アーティストに提供した楽曲やなんとビートルズのカバーなど、感涙のシーンが続出する。曲作りの過程や断片的に歌われるスタンダード曲も含め、バンドから発せられる才気が辺りに立ち上る映像の数々だ。

同時に発売される『スーパー・デラックス・エディション』には、1965年3月の英国ツアーからの未発表ライヴを収録したボーナスCDが加えられている点も注目だ。これまで海賊盤にも入っていなかった曲もあり、おまけのポスターやフィルムセルも含め、新鮮な驚きの連続である。ご注目を。

『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』
11月7日発売
Blu-ray UIXY-1001 税込\4,800(税抜\4,571)
DVD UIBY-1074 税込\3,800(税抜\3,619)
スーパー・デラックス・エディション UIBY-9121 税込\15,000 (税抜き\14,286)

◆ザ・ローリング・ストーンズ・オフィシャルサイト
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