ホイットニー・ヒューストン、R.ケリーとの追悼デュエット曲を発表

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2012年2月11日に急逝してしまったホイットニー・ヒューストンと、R.ケリーとのデュエット曲「アイ・ルック・トゥ・ユー」が、ホイットニー・ヒューストンのオフィシャルサイトで発表された。この曲はR.ケリー作詞・作曲で、ホイットニーにとって最後のオリジナル・アルバムとなった『アイ・ルック・トゥ・ユー』(2009年)のタイトル曲である。

◆ホイットニー・ヒューストン画像

2009年の発売当時、ホイットニーは「この数年間に私の言いたかったこと、すべてを代弁してくれた曲だ」と絶賛していた。今回、<あなたしかいない メロディが消えてしまっても あなたといれば新しい歌が聞こえてくる あなたしかいない>というその歌詞に、ホイットニーの偉大さに敬意を表し、R.ケリーが関係者の了解のもと自ら歌うパートを加え、バック・トラックも差し替えて作り直したホイットニーへの追悼歌だ。2月18日、ホイットニーの地元ニュー・ジャージーの教会で執りおこなわれた告別式でも、R.ケリーはこの歌をピアノだけの伴奏で涙ながらに歌いあげていた。

ソニー・ミュージックエンタテインメントのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであり、ホイットニーを見出したプロデューサー、クライヴ・デイヴィスは、「このホイットニーとR.ケリーのデュエット・ヴァージョンが出来あがった時には、作品として純粋にノックアウトされました。すべての人がこの曲を聴いた瞬間に、新たなクラシックが生まれたと、きっと感じることでしょう」と語っている。

このデュエット・ヴァージョンは、近日発売されるアルバム『アイ・オールウェイズ・ラヴ・ユー~ベスト・オブ・ホイットニー・ヒューストン』に収録される。このベスト・アルバムには、名曲「オールウェイズ・ラヴ・ユー」をはじめ、「すべてをあなたに」、「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」、「すてきなSomebody」などホイットニーの代表曲が年代順に収録され、彼女のキャリアを振り返る理想的な追悼盤となる。

また、これまでまったく知られていなかった未発表曲「ネヴァー・ギヴ・アップ」が収録されることも発表された。アッシャーなど多くのR&Bスターたちに楽曲を提供するプロデュース・チーム、ジャーメイン・デュプリ/ブライアン・マイケル・コックス/ジョンテイ・オースティンによって書かれた作品だ。

『アイ・オールウェイズ・ラヴ・ユー~ベスト・オブ・ホイットニー・ヒューストン』
近日発売

◆ホイットニー・ヒューストン・オフィシャルサイト
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