ハート、「私たちはロックするためにここにいる」

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アン&ナンシー率いるハートの通算14作目となるニュー・アルバム『ファナティック』が、10月3日に発売される。超ヘヴィーなハード・ロック・アルバムに仕上がっているもので、k.d.ラングなどを手がけるプロデューサー、ベン・ミンクが提示したスーパー・ロックというコンセプトをもとに、姉妹が磨き上げた渾身の10曲が収められている。

◆「ファナティック」PV映像

「ヘヴィ・ロック・バンドとして長くツアーを重ねてきた真髄を、アルバムの音に生かした」──アン・ウィルソン(Vo)

「とにかくロックするだけ!私たちはロックするためにここにいる。」──ナンシー・ウィルソン(G)

アルバムからのリード・トラック「ファナティック」について、アンは「この歌はナンシーが大恋愛をした時の様子を見ていて思いついたの。Wow、マジ!ってね。そこから歌詞が出来たの」と語っているが、当のナンシーは「私は、4つのコードをはめただけ(笑)」とクールに笑う。

アルバムは、第2次世界大戦から帰還した海兵隊将校だった父親の視点で描かれた「ディア・オールド・アメリカ」、地元バンクーバーの町に想いを馳せる「ロック・ディープ」など、ノスタルジックな内容の歌も多いが、「これまでのアルバムの中で、もっともヘヴィーな作品」とアンが語る通り、彼女たちが敬愛するレッド・ツェッペリンを彷彿とさせるハード・ロックが硬質に鳴り響く。カナダ出身の女性シンガー・ソングライター、サラ・マクラクランが参加した「ウォーキン・グッド」も、シンプルなフォーク・ロック調のアレンジながら、随所にストリングスが絡み合ってくるあたりは、レッド・ツェッペリンからの影響を思わせるものだ。

同郷シアトル出身のパール・ジャムは、「彼女たちは、曲を書き、レコードを出し続け、一生懸命ライヴをやれば、どこまで行けるのかを示してくれたんだ」と先輩バンドであるハートに対して敬意を表している。

日本盤にはボーナス・トラックとして、レッド・ツェッペリン『IV』に収録されている「カリフォルニア」「ミスティ・マウンテン・ホップ」のライヴ・カヴァーが収録される。


『ファナティック』
2012年10月3日発売
SICP-3597 \2,520(税込)
日本盤にはボーナス・トラック2曲収録
アン&ナンシー・ウィルソン姉妹のセルフ・ライナーノーツ(翻訳)
歌詞・対訳付き
1.ファナティック
2.ディア・オールド・アメリカ
3.ウォーキン・グッド feat.サラ・マクラクラン
4.スキン・アンド・ボーンズ
5.ア・ミリオン・マイルズ
6.ペンシルベニア
7.マシャラ!
8.ロック・ディープ(バンクーバー)
9.59クランチ
10.コーデュロイ・ロード
11.カリフォルニア [Live]*Bonus Tracks
12.ミスティ・マウンテン・ホップ [Live]*Bonus Tracks

◆ハート・オフィシャルサイト
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