ダウン、EPシリーズの第一弾作品『Down IV Part I - The Purple EP』日本上陸

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フィリップ・アンセルモ率いるダウンの約5年振りとなる作品『Down IV Part I - The Purple EP』が10月6日より輸入盤販売のスタートとなった。今後発表される4枚のEPシリーズの第一弾作品にあたるものだ。

◆ダウン画像

6曲の楽曲が収録されたこのEPの日本盤発売はなく、輸入盤のみの販売という形になるが、特典として「解説・対訳PDFカード」がダウンロードできるQRコードが付いており、輸入盤を購入しても解説や対訳が読める仕様となっている。

アルバムはニューオリンズにあるフィルの自宅スタジオNodfertu’s Lairにてセルフ・プロデュースで制作され、PanteraからCorrosion of Conformity、Crowbar、そしてEyehategodという血統をそのまま受け継いだまごうことなきダウン・サウンドが封じ込まれた作品となっている。

「この作品は、ダウンのファンに受け入れられ、そして楽しんでもらえる作品になったと信じている。このダウンのアルバムは、とても純粋で、リアルなものなんだ」 ──フィリップ・アンセルモ

今回のEPでは個人的な経験に基づく歌詞のみならず、人類の信条や人類の欠点、さらには文化的な信念というシステムといったテーマにまで言及、深みを増している。

「ダウンっていうのは、俺にとって詩的になり歌詞でイメージを彩ることが出来る舞台なんだ」と、フィリップは語る。

「これが俺がとったアプローチさ。歌詞が音楽を補い、そして不吉な感覚を創り出す。最終的には、その歌詞を人々が聴くとき、彼らがどうやってこの歌詞を解釈するかって事が重要なんだけど、ダークなイメージを意識しながら俺は歌詞を書いていったのさ。それほど直観的なレベルっていうわけじゃないけど、こういったダークな要素ってのは、俺のお気に入りなんだよな」──フィリップ・アンセルモ

フィリップ・アンセルモ(vo. / Pantera)、ペッパー・キーナン(g./ C.O.C.)、カーク・ウィンドスタイン(g./ Crowbar)、ジミー・バウアー(dr. / Eyehategod)、そして新たにラインアップに加わったパット・ブルーダー(b./ Crowbar)からなるダウンは、USの発売日となる9月18日より、10月2日まで続く全米ツアーを敢行した。

『Down IV Part I - The Purple EP』
1.Levitation / レヴィテイション
2.Witchtripper / ウィッチトリッパー
3.Open Coffins / オープン・コフィンズ
4.The Curse Is A Lie / ザ・カース・イズ・ア・ライ
5.This Work Is Timeless / ディス・ワーク・イズ・タイムレス
6.Misfortune Teller / ミスフォーチュン・テラー
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