【ライブレポート】ラクリマ・クリスティー15周年公演全日程終了、声なき「ありがとう」と涙

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ラクリマ・クリスティー<15th Anniversary Tour>が全公演を終えた。ツアーを映画にたとえるなら、ラストシーンを飾った9月30日SHIBUYA-AXでのSpecial Encore Nightは、まさにハッピーエンドそのものだった。

◆ラクリマ・クリスティー画像

オープニングナンバーのメジャーデビュー曲「Ivory trees」が始まった瞬間、超満員のAXはラクリマワールド。暖かく幸せな世界。歌の合間、TAKAの唇が動くのがわかった。あ・り・が・と・う。マイクには入っていないが、微笑みながら、たしかに彼はそうつぶやいていた。

この日のライヴは、その名が示すとおり、まさに全編がアンコール。世界一長いアンコール。オーディエンスが聴きたい曲、望む曲、心待ちにしている曲が次々に飛び出す。特にこの日のためだけの「Don't tell me lies」「Hot Rod Circuit」は大喝采を浴びた。

セットリストの最終曲「THE SCENT」が終わったところでハプニングが起きた。突然TAKAから提案。いつもはライブ終演時に「With-you」のカラオケが流れ、オーディエンスが声を合わせるが、今日は生演奏に乗せ、みんなに歌って欲しいという。他のメンバー4人が驚きの表情を見せたが、次の瞬間には笑顔で大きくうなずいていた。<♪もう君なしじゃ…>サビに入ると、オーディエンスの声のボルテージがさらに上がる。大きなひとつの響きになる。TAKAは、マイクを握りしめたままうつむき、こぼれ落ちる涙を隠す。唇は見えない、声はマイクに入っていないが、TAKAのつぶやきが聴こえた気がした。あ・り・が・と・う。

TAKAは毎回のようにライヴで言う。ここにいる5人とお前達全員でLa'cryma Christiです!と。それはきっとラクリマの理想。オーディエンスのひとりひとりがそう実感できるライヴが最高だと思っているのだろう。この日、間違いなく、全員がそう実感できた至福のライヴだった。そして、いつの日かの再会をメンバーと会場全員で約束し全日程は終了した。

今回のデビュー15周年記念ツアーは全8公演が完全収録されており、来春にDVD、ブルーレイ、CDの発売も決定した。またそれに先駆けてBSフジでは「ラクリマ・クリスティー15周年スペシャル」が放送される。放送日程や詳細が決まり次第お知らせしたい。

<La'cryma Christi 15th Anniversary Special Encore Night>
2012年9月30日(日)
@SHIBUYA-AX
1.Ivory trees
2.カメレオン
MC
3.未来航路
4.Blueberry Rain
5.Sanskrit Shower
MC
6.Zambara
7.SCREAMING
8.ASH
9.REVERSE
MC
10.IN FOREST
11.PSYCHO STALKER
12.my generation
MC・メンバー紹介
13.CANNONBALL
14.White Period.
15.南国
En1-1.Don't tell me lies
En1-2.Hot Rod Circuit
En2-1.月の瞼
En2-2.THE SCENT
En3-1.With-you

◆ラクリマ・クリスティ・オフィシャルサイト
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