ミュージックジャケット大賞2012大賞は、きゃりーぱみゅぱみゅ『もしもし原宿』

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2012年10月16日、ミュージック・ジャケット大賞実行委員会が主催する「ミュージックジャケット大賞2012」が発表され、きゃりーぱみゅぱみゅのデビューミニアルバム『もしもし原宿』が大賞を受賞した。きゃりーぱみゅぱみゅがアーティストとして飛躍することとなった記念すべきデービュー作品だ。

◆きゃりーぱみゅぱみゅ画像

口裂け女風のビジュアルはインパクト絶大なものだが、写真に書き加えられたデザインではなく、撮影前にきゃりーの顔に施されたペイントメイクである点が最大のポイントだ。きゃりーぱみゅぱみゅのもつ独特なデザインとその世界観は、一貫してほぼ同じスタッフで制作され、作品発表のたびに斬新な話題を振りまいているところ。「ミュージックジャケット大賞2012」の大賞受賞も文句なしの適任アーティストと言えそうだ。

「デビューの作品がこんな名誉ある賞をいただけるなんてとってもうれしいです!!いつもジャケットはカワイイだけじゃなくっておもしろさとか不思議さとかが出せるようにこだわって作っています。この作品作りに関わってくださったスタッフのみなさまに感謝して、これからもみんなでおもしろいものを作り続けていきたいです。」──きゃりーぱみゅぱみゅ

「『もしもし原宿』のジャケットは、デビューだったので独特なキャラクターを表現できればと思い、表情やメイクで勝負しました。今の世の中には、保守的で一般的な感じよりも、面白いジャケットの方が見た人を元気にできると実感した作品です。」──STEVE NAKAMURA(ART DIRECTOR)

なお、大賞以下の受賞作品は以下の通り。

大賞:きゃりーぱみゅぱみゅ『もしもし原宿』
準大賞:Perfume「スパイス」
準大賞:MAN WITH A MISSION「MAN WITH A MISSION」
特別賞:南波志帆「水色ジェネレーション」

■ミュージック・ジャケット大賞
「ミュージック・ジャケット大賞」は音楽パッケージのジャケットの素晴らしさを多くのユーザーに訴求すると共に、音楽ジャケット文化の継承・発展を目的として2011年に制定された。第2回目となる今回は、2011年4月1日から2012年3月31日の間に日本レコード協会会員社より発売された国内制作の音楽CD作品(洋楽を含む)を対象に、当該年度において最も秀逸なジャケット(パッケージ)・デザインと認められた作品を顕彰する。一次審査では、エントリー作品の中から正会員16社のデザイン業務関係者が、自社タイトル以外で秀逸と思うタイトルを選出し、大賞候補50作品(通常盤)、特別賞候補15作品(限定盤・特殊パッケージを含む)が決定。続く一般投票による二次審査を経て、大賞1作品、準大賞2作品、特別賞を決定する。一般投票は、7月18日より8月31日まで特設サイトで大賞候補50作品の投票を受け付ける。また、東京(7月19日~24日 会場:新宿高島屋)と大阪(7月27日~8月1日 会場:HEP HALL)で開催される「Music Jacket Gallery 2012」では、大賞候補50作品と特別賞候補15作品のジャケット現物を見ながら投票することができる。これらの大賞候補50作品は、今後もユーザーが店頭で購入できる「通常盤」を対象とし、今回は下記CDショップの店頭でも一般投票に参加出来る様、専用の投票ハガキを配布する。
特設サイト:http://mja.jpn.com
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