【特集】Raphael：あれから13回目の秋。自分たちらしく決着をつける

1999年のメジャー・デビューから8ヵ月、わずか18歳という若さで日本武道館公演を成功させ、未来を嘱望されながら2000年、人気絶頂の中リーダーの華月が急逝。2001年1月の渋谷公会堂でのライヴを最後に、メジャー・デビューからわずか1年半で活動を休止したRaphael。あれから12年の時を経て、華月の13回忌に当たる2012年10月31日、Raphaelとして再びステージに立つとともに、現メンバーで再録音した「eternal wish〜届かぬ君へ〜」がリリースされることになった。
NIGHTMAREのRUKA、ゴールデンボンバーの歌広場淳、元『SHOXX』編集長・鈴木邦昭氏という、Raphaelと同じ時代に生き、彼らから様々なものを受け取った人々、そしてRaphaelメンバーの言葉を通して、Raphaelが残したもの、華月が伝えたかった本当のメッセージを読み解いてほしい。

取材・文●武市尚子

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インタビュー

■RUKA（NIGHTMARE）
神格化されてしまうのはしかたないけど、間違った解釈で受け取られてしまうのはとても残念だし悲しい。本当に尊敬すべきバンドだし、存在であることは、俺の中でこの先もずっと変わらない。
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■歌広場淳（ゴールデンボンバー）
僕たちは、華月さんが自分の身を灰にして作ってくれた素晴しい土壌の上に撒かれた種なんです。僕たちは華月さんがくれた土壌の上に、綺麗な花を咲かせないといけないんです。
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■鈴木邦昭（元『SHOXX』編集長）
常にやりたいことが溢れていた。今も、Raphaelに似てるバンドは出てきていないから、Raphaelを知らない人たちにも、これを期にRaphaelというバンドを知って触れてみてほしい。
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■YUKI、YUKITO、HIRO（Raphael）
華月が伝えたかったのは、そういうことじゃないんだよ。ちゃんとまっすぐに伝わってくれたら、長い歳月みんなが愛し続けてくれている楽曲たちも報われるし、愛され方も変わってくれると思う。
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