鬼龍院翔、プリンセス天功のイリュージョンに出演した全世界初のアーティストに

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『仮面ライダーウィザード』の主題歌「Life is SHOWTIME」のリリースイベント<鬼龍院翔(from ゴールデンボンバー)「Life is SHOW TIME」発売記念イベント“本気(MAGIC)で!?SHOW TIME”>が、10月24日にお台場のヴィーナスフォートで開催され、歌唱しているゴールデンボンバーの鬼龍院翔と、プリンセス天功が登場した。

◆<鬼龍院翔(from ゴールデンボンバー)「Life is SHOW TIME」発売記念イベント“本気(MAGIC)で!?SHOW TIME”> 画像、囲み取材時の一問一答

(鬼龍院翔が中学生の時に一緒に写真を撮ってもらったことがあるという)X-GUNの西尾が司会を務める中、イベントはプリンセス天功のイリュージョン(マジック)からスタート。ステージに運び込まれた、何も入っていない巨大な本型のBOX。プリンセス天功の「スターファイヤー」の発声と同時に、中から鬼龍院翔が颯爽と登場。割れんばかりの黄色い声援が、抽選で選ばれた250人のオーディエンスから巻き起こった。

「今日はこんなきれいなヴィーナスフォートにお越し頂き、ありがとうございます。皆さんにたくさん楽しんでいただきたいと思います。」と、挨拶するキリショー。しかし、プリンセス天功の想像を絶するイリュージョンを目の当たりにして(というより参加して)、生まれたての子羊のようにブルブル震えている……が、そんなのお構いなしにイベントは進んでいく。

さっそく、X-GUN西尾から「何で発売記念イベントで、イリュージョンなんですか?」と質問が飛ぶ。するとキリショー、「歌詞にMAGICがいっぱいでてくるんですよ(曲冒頭の<本気(MAGIC)か 本気で、本気だ!SHOW TIME>など)。なので、それにかけて“MAGICをしたい!”というエイベックスさんの目論見なんだと思います。僕は4日前くらいに聞きました。」と、素直に答えてしまい、西尾から「ちょっちょっ、そこは『俺の原案の…』くらいに答えといたほうがいいの。」と、ダメ出し。もちろん会場は笑いに包まれる。

大きな歓声が上がったのは、プリンセス天功の、「アーティストの方が私の演出でイリュージョンに登場するのは、(鬼龍院翔が)全世界で初めて。」という発言。世界的なイリュージョニストと共演した初めてのアーティストということで、これには、キリショーも「う、嬉しいです。忘れられません。」と、思わず声を震わせる。

いろんなプレッシャーがキリショーに次々しかかっていく中、「Life is SHOW TIME」の聞きどころへと質問が変わる。「聞きどころ? 聞きどころはですねー。あのー。」と、声が上ずるキリショー。「……と、とても素敵な作曲の人(tatsuo)と、とても素敵な作詞の方(藤林聖子)がいて、その人たちがわーって作って、僕がわーって歌って、すごい無難に仕上がりました。だからその無難さを堪能していただければ。」と、PRしているのかしていないのかよくわからない発言。これには西尾も「あのね、無難な感じを聞かされるのも嫌でしょ(笑) 『最高の自信作です!』みたいなさ。」と、思わずツッコミ。もちろん、観客からの笑いは絶えることがない。

ゴールデンボンバーとの違いについては、「このステージに立って思うのですが、心細さ、怯えている感じ。作品で言うと僕は女々しい歌詞しか書かないんですけど、今回、別の方が作詞ということで、自信満々(の歌詞)で、それが言い方悪いですけど、“違和感”で。普段はこんなポジティブな歌詞を歌うことはないんですが、いわば、自分の中に仮面ライダーウィザードを憑依させてレコーディングに臨みました。」と、西尾も思わず感心してしまうコメント。さらに、「生きとし生けるすべての人に聞いてほしい。ゴールデンボンバーは世間の方には下品というイメージを持たれているかもしれませんが、今回の楽曲は仮面ライダーの曲なので、お母様方は安心して5歳以下の子供たちにも提供して下さい。」と、作品をPRした。

トークが終わると、プリンセス天功の合図で壮大なBGMが流れ出し、再度、イリュージョンの世界へ。イベント冒頭とは異なるBOXがステージに登場すると、キリショーはその中へと入り、頭、両手、両足を出す。そして、プリンセス天功の「スターファイヤー!」の声とともに、なんとBOXがズレて、キリショーの顔が下半身まで落ち、体がバラバラに。目の前で起こっている出来事が理解できない会場の観客から、悲鳴にも似たどよめきが次々に起こった。

「ちょっとあの、骨盤のゆがみが治りました。バラバラになって気持ちよかったし、血流がよくなった。イリュージョンマッサージのような。」と、キリショーはイリュージョンの意外な効能(?)を、イベント冒頭の生まれたての羊のような状態から一転、堂々と語りはじめる。西尾は、「でもね、これCD発売記念イベントですよね?」と問いかける。「そういえば! 今の状況だと、天功さんのイメージしか残らないですよね。」と、キリショー。ところが、西尾から歌うように促されると「バラバラになった時の傷が……」とか「ひゃあー、行かないで、西尾さん(編集部 注:西尾がステージを降りないと歌が始まらない)。」と、なぜか再び怯え出す。西尾から「ちょっと待って。本職になって怖気づいてどうすんの!(笑)」と、激励され、さらに観客から「歌って!」の声に背中を押されて、キリショーもやっと覚悟を決めた(?)のか、ライブ初披露となる「Life is SHOW TIME」を、ステージを動き回りながらダイナミックに歌い上げたのであった。

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
(C)2012 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
◆BARKSの主題歌を歌う鬼龍院翔のコメント動画
◆VARKS
◆仮面ライダーウィザード公式サイト
◆エイベックス仮面ライダー公式サイト
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