【ライブレポート】2013年の野音締め、大雨の中ギルガメッシュが熱狂の完全燃焼ライヴ決行

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10月28日(日)、ギルガメッシュが日比谷野外大音楽堂にて<ギルガメッシュ完全燃焼!! ~やれんのか?野音~>を開催した。

◆ギルガメッシュ 画像

天気は雨。降水確率80%。開場中は小康状態だったものの、開演時間が近づくにつれ、雨脚が強さを増していく。決して最高とは言えないコンディションだ。しかし、今年1年、彼らが掲げてきた「サディスティックイヤー」=“極限まで自分達を追い込み、火事場の馬鹿力を発揮させる”というテーマの集大成としてふさわしい状況であり、そしてなによりも、逆境こそ燃えるのがギルガメッシュというバンドである。天気が雨だと分かったとき、この日のライヴとんでもないことになるだろうと予感したのは、自分だけでなく、会場に詰めかけた多くのオーディエンス達もそう思っただろう。

予感は見事に的中した。定刻通りに登場した4人は、超攻撃的な最新シングル「斬鉄拳」でライヴをスタート。そこから「bit crash」「お前に捧げる醜い声」「driving time」と、立て続けに強烈なアッパーチューンを繰り出していったのだが、とにかくテンションが高い!「雨がなんぼのもんじゃい!」と、左迅はオーディエンスを煽り、両腕を高く突き上げる。楽器隊のプレイもかなり熱が入っていたが、特にЯyoのドラミングに気迫が満ちていて、ラウドなバンドサウンドをより激しいものにしていた。そして、彼らの熱演に応えるように拳を振り上げ、叫び声を上げ続けるオーディエンス達の熱気も凄まじい。また、後半戦の「絶頂BANG!!」では、弐が振り付けのお手本を見せ、会場のブロックごとに、果ては関係者や袖にいるスタッフまでを巻き込んだダンスフロアへと一変させ、会場全体を熱く盛り上げ続けた。

ライヴが進むにつれて、次第に強さを増していく雨だったが、個人的な体感として「sunrise」や「evolution」といった、ライヴの鉄板ナンバーのときに、雨が一際強くなっているような気がしてならなかった。天に試練を課されているのか、それとも激励されているのか……この日のMCで愁が言っていたのだが「ギルガメッシュは“持っている”」ことを、強く印象づけられた瞬間だった。

アンコールの声に応えて再び登場してきた4人は、“もう寒くて帰りたい人もいるでしょ?(笑)”と和ませた後、“この半年間、いろんなことに挑戦してきたんですけど……”と、左迅が話し始めた。

「メンバーがチケットを手売りしたり、事務所の先輩であるMUCCのライヴ会場でビラを配ったり、自分達で出来ることは自分達でやろうと思ってやってきたけど、その分、スタッフとか友達とか関係者のありがたさが本当に分かりました。それに、ツイッターで“友達連れていきます!”ってメッセージを送ってくれたり、千羽鶴のてるてる坊主版を作ってくれたり(このてるてる坊主はPA卓の横に飾られていた)……まぁ結局雨は降っちゃったんだけど(苦笑)、その気持ちがすっげー嬉しかったんだ、俺。ここに立てているのは本当にみなさんのおかげです!」

この日の中盤で「終わりと未来」という曲が披露されたのだが、そこに今のギルガメッシュが集約されていたと思う。この曲がリリースされたのは今から6年前のこと。その頃の彼らは、外界を遮断するような分厚い鎧を身にまとい、己の内にある怒りや葛藤をひたすらぶちまけていた。そんな時期に生まれたこの曲は、この日、導入部分にコール&レスポンスを交えたアレンジが加えられていた。彼らはこの曲に、オーディエンスの声を求めたのだ。

ときにバンドとは直接関係のない活動や、左迅が話していたような“なりふり構わず何にでも挑む今の彼ら”に対して、ギルガメッシュは変わってしまったと思った人も多いだろう。その答えはYESだ。とはいえ、全てに全力で噛み付いて行くような反骨精神は、一切変わっていない。ただ変わったのは、そこで出会った多くの人達と交わりながら、全員で共に闘って行くという堅い意志が生まれ、それが日々強くなってきているということ。この日のラストナンバーとなったのは「Break Down」。ステージに立つ4人の姿は、純粋なロックバンド以外の何者でもなく、闘う覚悟に満ちていて、とにかく胸を熱くさせられた。そして、バンド史上最大キャパに挑みながらも、良い意味での“いつも通り”な熱いステージは、彼らがまた一歩、前に進んだという事実を物語っていた。

激動の「サディスティックイヤー」を締め括ったギルガメッシュは、12月1日に「ギルガメッシュやれんのか!?2013」として、今後の活動をオフィシャルサイトにて発表する。過去に「47都道府県ツアー」や「13日間連続公演」など、様々なぶっとんだ企画を行ってきた彼らなだけに、次の展開も全く想像がつかない。気になるその内容は果たしていかに……今から一ヶ月間、いろいろ想像しつつ、楽しみに待とうと思う。

取材・文●山口哲生
写真●西槇 太一

■テレビ朝日系「Break Out」
ギルガメッシュ完全燃焼!!~やれんのか?野音~の模様が後日テレビ朝日系「Break Out」にて放送予定!
※放送日等詳細はオフィシャルサイトにて後日発表

■ギルガメッシュやれんのか!?2013
2012.12.1にオフィシャルサイトにて発表!!

■全速力で攻めまくるサディスティックイヤー第2弾シングル
New Single
「斬鉄拳」
2012年9月26日発売
・特典DVDには今年3月に行われた「東京Sadistic~ぶっとおし13days~」
・最終日“東京Sadistic day”のLIVE DVDを収録!
【限定盤】CD+DVD
XNDC-30041/B ¥1,575(tax in)
[CD]
1. 斬鉄拳
2. 斬鉄拳(カラオケ)
[DVD]
アングリージュース
DIRTY STORY
GOKU
stupid
DEAD WORLD
亡者ノ行進
bit crash
smash!!
※期間限定販売シングル
2013年3月31日をもって廃盤となります
3月末で出荷終了となりますので、お早めにお買い求めください

■今後のLIVEスケジュール
<JROCK EVOLUTION 2012 in Tokyo>
2012年11月3日 (土・祝) Zepp Tokyo
open 13:00/start14:00
出演 MUCC / Alice Nine / ギルガメッシュ / SuG / ユナイト / ダウト
チケット料金
1F立見・2F立見 前売 ¥6,300(税込)/当日¥6,800(税込)
※入場時ドリンク代別途必要
2F指定 前売 ¥6,800(税込)/当日¥7,300(税込)
※入場時ドリンク代別途必要
チケット発売中
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード 178-576)
ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード 70151)
CNプレイガイド 0570-08-9999
イープラス
(問)キョードー東京 0570-064-708 (オペレータ受付時間 平日12:00-18:00/土日祝10:00-18:00)

<Vampire Circuit 2012>
2012年11月6日(火)
大阪BIG CAT SOLD OUT
 OPEN 17:00 / START 18:00
(問) キョードーインフォメーション  06-7732-8888
2012年11月9日(金)
名古屋・DIAMOND HALL
OPEN 17:00 / START 18:00
(問) サンデーフォークプロモーション  052-320-9100

2012年11月12日(月)
渋谷O-EAST
OPEN 17:00 / START 18:00
(問) クリエイティブマン  03-3499-6669

ギルガメッシュ / SiM / ROTTENGRAFFTY / MERRY
チケット発売中!

<Boo Xmas TOUR 2012>
2012年12月14日(金)
名古屋・DIAMOND HALL
OPEN 17:30 / START 18:30
ギルガメッシュ / AA= / lynch. / MC Boo
【チケット一般発売】
2012年11月10日(土)
(問) ジェイルハウス  052-936-6041

<Over The Edge'12>
2012年12月31日(月)
渋谷公会堂
OPEN 14:00 / START 14:30 / END 27:00 (予定)
ギルガメッシュ / BugLug / DaizyStripper / DOG inTheパラレルワールドオーケストラ / heidi. / JILS
lynch. / MERRY / Mix Speaker's,Inc. / Moran / MUCC / R指定 / Sadie / ユナイト / vistlip
and more...
【チケット料金】
¥12,000(税込・全席指定)
※本公演は深夜までにおよぶ公演の為、18歳未満の方は保護者の同伴もしくは保護者の同意書が必要です。
【チケット一般発売】
2012年11月24日(土) 10:00

◆ギルガメッシュ オフィシャルサイト
◆<JROCK EVOLUTION 2012>SPECIAL PAGE
◆BARKS ヴィジュアル系チャンネル「VARKS」
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