マーキュリー・プライズ、発表

ポスト
英国で最も栄誉あるミュージック・アワードといわれているマーキュリー・プライズの受賞作品が発表された。2012年は、リーズ出身のオルタナティヴ・インディ・ポップ・バンド、Alt-Jのデビュー・アルバム『An Awesome Wave』が選ばれた。

2012年は、Alt-Jのほか、ベン・ハワードの『Every Kingdom』、Django Django の『Django Django』、フィールド・ミュージックの『Plumb』、Jessie Wareの『Devotion』、Lianne La Havasの『Is Your Love Big Enough?』、マイケル・キワヌーカの『Home Again』、The Maccabeesの『Given to the Wild』、プラン・Bの『Ill Manors』、Richard Hawleyの『Standing at the Sky’s Edge』、Roller Trioの『Roller Trio』、サム・リーの『Ground of its Own』の12作品が候補に挙がっていた。

マーキュリー・プライズは、UKおよびアイルランドのアーティストが制作したその年最も優れたアルバムに対して贈られる。ジャンルやセールスは問わず、パネリストの中にはミュージシャンも含まれるためツウ好みの作品が多く、無名のアーティストが受賞するケースも少なくない。

ロック、ポップ、ヒップホップ、トリップホップなどいろいろなジャンルの要素がつまったAlt-Jの『An Awesome Wave』は2012年5月にリリースされ、チャートの最高位は19位だった。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報