クリエイティブから新世代サウンドーカード「Sound Blaster Z」シリーズ全3ラインナップで登場

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▲フラッグシップモデルのPCIe Sound Blaster ZxRは、アナログ入力用コンポーネントにプロフェッショナルグレードの物を採用、カード実測値でS/N比120dBというクリアな音質でのオーディオ録音が可能。光デジタル入出力搭載のドーターボードも付属。
クリエイティブメディアは、サウンドカードの新製品「PCIe Sound Blaster Z」シリーズを12月より順次発売する。また、「PCIe Sound Blaster Recon3D」のクリエイティブストア価格の改定も実施された。

「PCIe Sound Blaster Z」シリーズは、新世代のウルトラハイパフォーマンスサウンドカードと銘打った意欲作。Creativeで最も先進的なクアッドコアオーディオ&ボイスプロセッサーSound Core3Dを搭載し、「PCIe Sound Blaster ZxR」「PCIe Sound Blaster Zx」「PCIe Sound Blaster Z」の3つのグレードをラインナップする。

パワフルなSound Core3Dプロセッサーのハードウェア演算処理によるSBX Pro Studioテクノロジーに加えて、カード上に高品質なDA(デジタル-アナログ)コンバータなど、こだわりのオーディオコンポーネントを採用。Creative が培ってきた数々のオーディオテクノロジーを集約したSBX Pro Studioテクノロジーと、この新しいカード設計により、PCゲームやPC エンターテインメントにおいて、さらにダイナミックかつ高品質な次世代オーディオが楽しめる。

より高品質なオーディオを楽しみたい人に向けて、新たに24bit/192kHz処理の高品質ステレオ出力が可能なステレオダイレクト出力モードを搭載。フロントアナログライン出力端子から高品質処理のダイレクトな再生が可能。なお、ステレオダイレクト出力モード選択時は、SBX Pro Studio テクノロジーのエフェクトやイコライザーなどは使用できない。またフロントアナログラインからのみの出力となる。


▲写真左よりPCIe Sound Blaster ZxR、PCIe Sound Blaster Zx、PCIe Sound Blaster Z。上位2モデルには、高品質なステレオアレイマイクロフォン、ヘッドホン出力端子、マイク入力端子、ヘッドホンレベルを手元で調整可能なボリュームノブを装備したAudio Control Moduleを付属。ベーシックモデルPCIe Sound Blaster ZにはSound Blaster Beamformingマイクロフォンを付属。

フラッグシップモデル「PCIe Sound Blaster ZxR」およびミッドレンジモデル「PCIe Sound Blaster Zx」には、高品質なステレオアレイマイクロフォンを搭載。さらにヘッドホン出力端子とマイク入力端子、ヘッドホンレベルを手元で調整可能なボリュームノブを装備したAudio Control Moduleを付属する。お気に入りのヘッドホンやヘッドセットを使用したい場合でもケーブルの接続を手元で行えるというわけだ(ただし、一般的なヘッドセットマイク使用時は、後述のCrystalVoice Focus機能は使用できない)。一方、ベーシックモデルの「PCIe Sound Blaster Z」には、Sound Blaster Beamforming マイクロフォンを付属する。

これらAudio Control ModuleまたはSound Blaster Beamformingマイクロフォンと、Sound Core3Dプロセッサーのハードウェア処理によるCrystalVoiceテクノロジーを組み合わせることで、ボイスコミュニケーションをさらに改善する。周囲の騒音を効果的に低減するCrystalVoice Noise Reductionやマイクの集音範囲を調節することで範囲外の音を遮断するCrystalVoice Focus、一定の距離であればマイクからの遠近に関わらず集音した音声の大きさを均一化するCrystalVoice Smart Volume など、さまざまなテクノロジーでSkypeやゲーム内チャットなどにおいてクリアで快適なボイスコミュニケーションが可能だ。

また、各モデルとも最大5.1チャンネル出力に対応したアナログライン出力端子を搭載。加えて、最大600Ωインピーダンスのヘッドホンも駆動可能な独立したヘッドホン出力でプライベートリスニングにも対応する。

そして、外来ノイズの混入が少ない光デジタル入出力端子も装備。パソコン内のサウンドをDolby DigitalまたはDTS信号にエンコードしてデジタル伝送可能なDolby Digital Live機能およびDTS Connect機能により、光デジタルケーブル一本でパソコンをホームシアターシステムに組み込むことができるほか、高音質でのデジタル録音も可能となっている。

各モデルの違いとしては上記の付属マイクのほか、ベースとなるカード部分でも差別化が図られている。最上位モデル「PCIe Sound Blaster ZxR」は、スタジオグレードオーディオクオリティのサウンドカードである点がまず挙げられる。非常にハイクオリティなDAコンバータやプロフェッショナルグレードのADコンバータやコンデンサ、交換可能なオペアンプなど、音質にこだわった高品質なオーディオコンポーネントを採用。金メッキを施されたフロント出力(RCA端子)や5.1chのリア出力、センター&ウーファー出力やヘッドホン出力端子などオーディオ出力を主とするメインカードに加え、金メッキRCA端子のライン入力端子や光デジタル入出力端子を装備したDBProドーターカードの2枚構成となっている。また、上位2モデル、ZxRとZxには、RCA-3.5mmケーブルと光デジタルケーブルを各1本ずつ、さらにRCA-3.5mmジャックの変換コネクタも付属する。

◆PCIe Sound Blaster ZxR
価格:オープン(クリエイティブストア価格 19,800円)
発売日:2013年1月頃予定
◆PCIe Sound Blaster Zx
価格:オープン(クリエイティブストア価格 15,800円)
発売日:2012年12月頃予定
◆PCIe Sound Blaster Z
価格:オープン(クリエイティブストア価格 12,800円)
発売日:2012年10月頃


▲価格改定されたPCIe Sound Blaster Recon3D。
●PCIe Sound Blaster Recon3Dがクリエイティブストア価格改定

「PCIe Sound Blaster Recon3D」は、「Sound Core3D」を搭載したPCI Express対応サウンドカード「PCIe Sound Blaster Recon3D」シリーズのベーシックモデル。クアッドコアオーディオ&ボイスプロセッサー「Sound Core3D」を搭載し、プロセッサーに統合されたTHX TruStudio Proやボイスチャットを改善するCrystalVoiceなどの最新のテクノロジーを購入しやすい価格で楽しめるモデルだ。

この「PCIe Sound Blaster Recon3D」のクリエイティブオンラインストア価格が改定され、12,800 円から7,800円とよりお求めやすい価格で提供されることとなった。新価格での提供は10月12日よりすでに開始されている。

◆PCIe Sound Blaster Z 製品詳細ページ
◆PCIe Sound Blaster Zシリーズ プレスリリース
◆PCIe Sound Blaster Recon3D クリエイティブストア価格改定のお知らせ
◆クリエイティブメディア
◆BARKS 楽器チャンネル
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