エレファントカシマシ、ベスト盤12月19日緊急リリース。日比谷野外大音楽堂の模様もノーカット収録

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2013年3月21日にデビュー25周年を迎えるエレファントカシマシのベスト盤『THE BEST 2007-2012 俺たちの明日』が12月19日にリリースされることが決定した。そもそもこのベスト盤、25周年アニバーサリーイヤーへのキックオフ企画として計画されていたもの。

報道されていたとおり、9月にボーカルの宮本浩次が急性感音難聴を発症。手術を受け、その後の経過は順調だったものの、ライブ活動は一時休止を発表した。これにより1990年より毎年開催してきた10月14日の日比谷野外大音楽堂公演も2012年は無念の中止……と、なるはずだったが、「直接想いを届けさせて欲しい」という宮本浩次の強い希望により、当日、宮本浩次は日比谷野外大音楽堂のステージに。そしてアコースティックによる11曲とバンドによる1曲の全12曲を歌い上げた。

そんな日比谷野音ライブ以降、会場に来れなかったファンから「当日の模様をビデオでもいいから観たい」という要望が殺到。急遽、今回のベストアルバムの初回盤に日比谷野音ライブ映像を特典として収録することが決定した。あの日比谷野音が、しかも完全ノーカットで披露される。

また今回のベスト盤は、ユニバーサル移籍とともにリリースされた34枚目のシングル「俺たちの明日」以降、最新シングル「ズレてる方がいい」(映画『のぼうの城』主題歌)まで、エレファントカシマシの軌跡がわかる、時系列に沿ったシングル集となる。

「<さあ がんばろうぜ!>、「俺たちの明日」の冒頭で叫ばれるこのメッセージが、もう30年にもなるバンド(エレファントカシマシ)の歩みの、いや、今を生きている男たちの結局たどり着いた一つの境地であろう。その「俺たちの明日」で始まるこのアルバムの15曲の中には、きっとあなたの生涯の友となりうる曲があるに違いない。」── 宮本浩次

◆エレファントカシマシ オフィシャルサイト
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