スティーヴン・タイラー、レッド・ツェッペリン参加を断った理由を語る
以前、エアロスミスの活動から離れていたとき、ロバート・プラントに代わるシンガーを探すレッド・ツェッペリンのメンバーと(当時、オーディションと言われた)ジャム・セッションを行なっていたスティーヴン・タイラーが、なぜツェッペリンへの参加を断ったのか、その理由を明かした。
彼は『New York Post』紙にこう話している。「1週間、やったよ。今でもやれたらよかったのになって思うことをやるチャンスはあった。“ツェッペリン・ナイト with スティーヴン・タイラー”とかさ。でも、ジミー・ペイジとホワイトスネイクのデヴィッド・カヴァーデイルがやったCoverdale/ Pageみたいなアルバムは作りたくなかったんだ。“タイラー/ペイジ”みたいなことはしたくなかった」
「“俺はツェッペリンと一緒になにかやりたいのか?”って長いこと、真剣に考えたよ。で、もし“テイラー&ツェッペリン”になるなら、うまく行かないって思ったんだ。ツェッペリンのフロントやるなんて俺にはでかすぎる」
これは、2009年夏に酔っ払ったタイラーがステージから落下し、エアロスミスを“クビ”になっていた時期の出来事だ。ほかのメンバーは、その後のツアー日程をキャンセルしなくてはならず、タイラーに激怒していた。
その後和解し全ては過去のことになったが、タイラーは当時をこう回想している。「あの後、ひと騒動あって、メンバーから愛されてないって感じたよ。俺には癒しが必要だった。(でも)彼らはほかのシンガーを見つけてツアーを続けよう、金を稼ごうとしていた。彼らは、俺がほかの仕事をやることしたんで怒ってたよ。俺は何にもしないでいるのが嫌だったから『American Idol』をやることにしたんだ」
一方のレッド・ツェッペリンは、さらなる活動を望んでいたジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジェイソン・ボーナムが、首を縦に振らないロバート・プラントに代わるシンガーを見つけようとしていた。
スティーヴン・タイラーは以前、「(ジミー・ペイジから)“僕らとアルバム作ってみないか?”って言われたよ。でも、俺はジミーの目を見てこう答えたんだ。“ノー”ってさ」「俺はエアロスミスにいる。彼は世界で最もでかいバンドにいる。俺も同じようなもんだ。俺には俺のバンドへの忠誠心がある。ものすごく愛しているんだ」とも話していた。
Ako Suzuki, London
彼は『New York Post』紙にこう話している。「1週間、やったよ。今でもやれたらよかったのになって思うことをやるチャンスはあった。“ツェッペリン・ナイト with スティーヴン・タイラー”とかさ。でも、ジミー・ペイジとホワイトスネイクのデヴィッド・カヴァーデイルがやったCoverdale/ Pageみたいなアルバムは作りたくなかったんだ。“タイラー/ペイジ”みたいなことはしたくなかった」
「“俺はツェッペリンと一緒になにかやりたいのか?”って長いこと、真剣に考えたよ。で、もし“テイラー&ツェッペリン”になるなら、うまく行かないって思ったんだ。ツェッペリンのフロントやるなんて俺にはでかすぎる」
これは、2009年夏に酔っ払ったタイラーがステージから落下し、エアロスミスを“クビ”になっていた時期の出来事だ。ほかのメンバーは、その後のツアー日程をキャンセルしなくてはならず、タイラーに激怒していた。
その後和解し全ては過去のことになったが、タイラーは当時をこう回想している。「あの後、ひと騒動あって、メンバーから愛されてないって感じたよ。俺には癒しが必要だった。(でも)彼らはほかのシンガーを見つけてツアーを続けよう、金を稼ごうとしていた。彼らは、俺がほかの仕事をやることしたんで怒ってたよ。俺は何にもしないでいるのが嫌だったから『American Idol』をやることにしたんだ」
一方のレッド・ツェッペリンは、さらなる活動を望んでいたジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジェイソン・ボーナムが、首を縦に振らないロバート・プラントに代わるシンガーを見つけようとしていた。
スティーヴン・タイラーは以前、「(ジミー・ペイジから)“僕らとアルバム作ってみないか?”って言われたよ。でも、俺はジミーの目を見てこう答えたんだ。“ノー”ってさ」「俺はエアロスミスにいる。彼は世界で最もでかいバンドにいる。俺も同じようなもんだ。俺には俺のバンドへの忠誠心がある。ものすごく愛しているんだ」とも話していた。
Ako Suzuki, London
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