ザ・レイン・オブ・カインドのドラマー:スティーブン・バディン、ソロデビュー

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ザ・レイン・オブ・カインドのドラマー、スティーブン・バディンがアルバム『Out Of The Silent Nest』でソロデビューを果たす。12月19日発売だ。

◆「Down Under And Out」PV映像、スティーブン・バディン画像

ドラムのみならず、すべての楽器をこなした完全ソロ作で、ex-This Day & AgeのJeffとのSplit以来の作品となるものだが、そこにはミュージシャンとしての成長が強く感じされるものになっているという。
The Rocket SummerやNikki Jeanらのサポートとしても活動を続け、ライブを観た人達が誰もが感嘆の声を上げるスティーブのドラムだが、素晴らしいドラムは天性の音楽センスのひとつに過ぎなかったようで、「父や姉は素晴らしい声を持っていて、いつもそれに憧れていた。いつかは僕も自分の歌を形に残したいと思っていた」と語る、渾身の作品だ。「有名になるためではなくいつか自分が父親になった時に若い頃の自分のしてきた事を見せたい」という、彼らしい思いの込められた作品となっている。

This Day & Ageのドラマーとして活動を始めたスティーブン・バディンは、現在ザ・レイン・オブ・カインドの活動と合わせ、サポートドラマーとしても活躍を見せている。2010年にソロ名義としては初となる音源「First Joke」をThis Day & AgeのVocalであったJeffとリリースしており、ドラマーとしての評価と合わせて、ソングライターとしての才能も注目されるものとなった。

ザ・レイン・オブ・カインドがグルーブと緻密さを高度に繰り広げるセンスの塊だけに、スティーブン・バディンのソロとあらば、無条件に期待されることだろう。リリースをお楽しみに。


Steven Padin『Out Of The Silent Nest』
2012年12月19日発売
BLLN169 ¥1,890(tax in)
1.Down Under And Out
2.Little Lovebirds
3.You
4.He
5.Nothing At All
6.Don't Talk(Put Your Head On My Shoulder)
7.Smile,Present
8.Poorly Kept
9.Speaker For The Dead
10.I Left
11.Goodbye,Winston
12.Bent
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