マライア・キャリー、『アメリカン・アイドル』落選させることに罪悪感

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マライア・キャリーが米TV番組『アメリカン・アイドル』で揉めたのは、ニッキー・ミナージュだけではないようだ。同番組の収録中に、ニッキーと大喧嘩が勃発したことで一時収録が中断されたこともあったマライアだが、ニッキーだけでなく、キース・アーバン、ランディ・ジャクソンら他の審査員達とも意見が合わず衝突を繰り返していたとE!ニュースに語った。

◆マライア・キャリー画像

「私達は時々お互いにぶつかり合うことがあって、『待って、この人は何か素晴らしいものを持ってるわ!多分あなたが分かっていないだけよ。現段階では理解できないかもしれないけど、この人には素晴らしい素質があるのよ』って言うこともあったわね」

しかしいつも意見が合わないというわけではないようで、マライアは「もちろんこのオーディションに参加してくれた沢山の素晴らしい人々に対して意見が一致したこともあるのよ!ここに来てくれた人達を見ただけでワクワクするの。私達みんなが、そういった人達から並みならぬ才能と人間性を感じるわ」と続けている。

一方のニッキーは、オーディションで参加者を落とすことはそれほど難しくはないと感じながらも、同シリーズが進むにつれて落選させることに罪悪感を覚えると明かしている。

「もうすぐ夢を掴めるかもしれないっていう人達を前にすると、最終的に自分の人間味の方が出てくるのよね。みんなはスターになった時のビジョンをもうすでに思い浮かべているわけだから、それに対して『ノー』と切って捨てるなんて、まるでナイフで彼らを刺すようなことなのよ」
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