U2、アイルランド公演の収益500万ユーロをチャリティーに寄付

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U2が、2009年に祖国アイルランドで行なった3公演の収益から500万ユーロ(約5億9,000万円)を同国での音楽教育の構築を支援するチャリティー団体Music Generationへ寄付していたことが明らかになった。

◆U2画像

バンドのマネージャー、ポール・マクギネス氏によると、利益還元は彼らのポリシーであり、これまでにもさまざまな団体へ寄付を行なってきたという。

Music Generationのプログラムによりアイルランドの5,000人ほどの子供たちがレッスンを受けたり、楽器を買える恩恵に授かっている。ギタリストのジ・エッジによると、メンバーが出会ったダブリンの高校で受けた音楽の授業、および奨励がバンド結成時に大きな助けとなったと語っている。これまでと違い、チャリティー団体とU2との関係を明らかにした理由を彼はこう説明している。

「初めてバンドを結成したとき、音楽室を使うよう薦められたんだ。当時、メンバーの誰もがこの先どうなるかなんてわからなかった。楽しいからやってただけだ。こういうチャンスを(ほかの人たちに)与えていくのはとても大事だと思うよ」

U2は現在、ニュー・アルバムを制作中。マクギネス氏は「早く完成し、年内にリリースできればと思っている」と話している。

Ako Suzuki, London
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