RMEがNAMM Show 2013で最新のMADIソリューション発表　より簡単に、より確実に

2013.2.13 18:03

独RMEは、米国アナハイムにて開催されたNAMM Show 2013において、最新のMADIソリューションを提供する新製品を発表した。

今日のMADIテクノロジーの普及においてパイオニアとして大きな役割を果たし、常にMADIプロトコルの互換性や堅牢性を追究しつつ、よりお求めやすい価格で製品を提供できるように尽力してきたRME。この2013年、RMEはまったく新しい筐体デザインを採用した製品ファミリーで最新のMADIソリューションを提供する。

今回発表されたのは、MADIの新たな利便性を提供する5つの新製品。

・MADI Router ─ MADIパッチベイ/フォーマット・コンバーター
・AES Router ─ AES3/MADIコンバーター＆ルーター
・AES3 Converter ─ AES/MADIコンバーター
・ADAT Router ─ ADAT / MADIコンバーター&ルーター
・ADAT Converter ─ ADAT / MADIコンバーター

前面パネルには、RMEのシンボル・カラーであるRMEブルーのワンポイントに必要最小限のコントローラー/ディスプレイを配置し、シンプルさと操作性を極限まで追究した新しいデザインを採用。

もう一つの大きな特徴として、これまでのオプティカルもしくは同軸ケーブルに加え、一般のEthernetケーブルでMADIデータを転送できるようにするツイスト・ペア端子、RJ45 connector for MADI（MADI TP）を搭載している。Ethernetケーブルを採用することにより、ケーブルの入手が各段に容易になっただけでなく、1本のケーブルでイン/アウト双方向の伝送ができたり、ケーブルを経由して電源を供給できたり、といったさまざまなメリットがもたらされる。Ethernetケーブルのタイプによるが、最大で100mのケーブル長に対応する。

これらの製品の発売日、価格などは未定。各製品の詳細についてはリンクを参照のこと。