【ライブレポート】ホセ・ジェイムズ、満員のオーディエンスを魅了

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最新作『ノー・ビギニング・ノー・エンド』を引っ提げて2月12日@大阪、2月14日&15日@東京で行われたホセ・ジェイムズの来日公演は、全公演ソールドアウトで大きな盛り上がりをみせた。

◆ホセ・ジェイムズ画像

東京公演最終日となった2月15日(金)、ビルボード東京でおこなわれた公演も、満員のオーディエンスで埋め尽くされた会場は、心待ちにしていたファンの期待感が膨れ上がっていた。

まずは、タクヤ・クロダ(Tp)、コーリー・キング(Tb)、クリス・バウワーズ(Pf/Key)、ソロモン・ドーシー(B)、リチャード・スペイヴェン(Dr)のバンドメンバーのみが登場。彼らだけでのイントロダクションからショーはスタートした。

そしてデジタルで先行配信された「イッツ・オール・オーヴァー・ユア・ボディ」に曲は続き、大歓声に包まれホセが登場し、ショーの幕明けにふさわしい甘く官能的な歌声を披露。インディ・ザーラと共演したエスニックな楽曲「ソード+ガン」と続き、新作でのヒットシングル「トラブル」を演奏すると観客のボルテージもさらに高くなる。

演奏後、ホセはMCで先日グラミー賞Best R&B Albumを受賞したブルーノートのレーベルメイトであるピアニストのロバート・グラスパーに祝福の言葉を送り、NYの老舗クラブのヴィレッジ・ヴァンガードで彼と共作して生まれた「ヴァンガード」を演奏、クールで妖艶なホセの歌声はオーディンエンスを釘づけにしていた。

そして、ここで今回のツアーのゲスト・シンガーであるエミリー・キングを迎え入れ、ホセもギターを持ち、エミリー作の「カム・トゥ・マイ・ドア」「へヴン・オン・ザ・グラウンド」を演奏、相性ピッタリの2人の優しい歌声とハーモニーに会場は温かい空気に包み込まれていた。エミリーはステージを後にし、最後に「ドゥ・ユー・フィール」を演奏、ゴスペル調の叙情感溢れるナンバーで、熱く力強いパフォーマンスに大きな声援が飛び交った。

アンコールでは、DJ MITSU THE BEATSと共作した以前から根強い人気を持つ極上のメロウ・チューン「プロミス・イン・ラヴ」で会場の熱は最高潮に達しショーの幕は閉じた。

写真提供:Billboard Live TOKYO

2013年2月15日(金) 1stセットリスト
・Intro
・It's All Over Your Body
・Sword + Gun
・Trouble
・Vanguard
・Come to My Door feat. Emily King
・Heaven on the Ground feat. Emily King
・Do You Feel

ホセ・ジェイムズ『ノー・ビギニング・ノー・エンド』
TOCP-71459 2,300円(税込)
1.イッツ・オール・オーヴァー・ユア・ボディ
2.ソード+ガン feat. インディ・ザーラ
3.トラブル
4.ヴァンガード
5.カム・トゥ・マイ・ドア
6.ヘヴン・オン・ザ・グラウンド feat. エミリー・キング
7.ドゥ・ユー・フィール
8.メイク・イット・ライト
9.バード・オブ・スペース
10.ノー・ビギニング・ノー・エンド
11.トゥモロー
12.カム・トゥ・マイ・ドア(Acoustic Version)
日本盤ボーナストラック
13.コール・アワ・ネーム feat. ジェシカ・ケア・ムーア

◆ホセ・ジェイムズ・オフィシャルサイト
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