アデル、『スカイフォール』でアカデミー賞歌曲賞を受賞

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2月24日(日)に開かれたオスカーで、受賞のため共同作曲を担当したポール・エプワースと共にステージに上がったアデルは、涙をこらえるのに必死の様子だった。受賞に先立って、2012年10月に息子アンジェロ・ジェームズ君を出産して以来初めてのライブ・パフォーマンスとして「007」シリーズへの特別トリビュート・ステージで同曲を熱唱したアデルは「どうもありがとうございます。最高だわ」と話した。

◆アデル画像

ジェニー・パッカムが手掛けたブラックのロングドレスに身を包んだアデルは自身のマネージャー達にも感謝の意を表し、胸が一杯になったアデルは、歌曲賞の受賞者が発表された際にはキスを送ってくれたパートナーのサイモン・コネッキーに対しても「それから私のパートナーにも。愛してるわ、ベイビー」と感謝の言葉を捧げた。さらにアデルは観客席にいるセレブ達に向かって「皆さんも全員素晴らしいわよ」と叫んで、壇上を去った。

歌曲賞にはアデルの『スカイフォール』の他、『チェイシング・アイス』より『ビフォア・マイ・タイム』、授賞式の司会を務めたセス・マクファーレンが監督・脚本を手掛けた『テッド』より『エヴリバディ・ニーズ・ア・ベスト・フレンズ』、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』より『パイズ・ララバイ』、『レ・ミゼラブル』より『サドゥンリー』などがノミネートされていた。

また授賞式でのパフォーマンスに備えて、ロビー・ウィリアムスの妻アイーダ・フィールドに勧められたというアデルはステージ上での緊張を克服するため中国式気功の呼吸法セラピーを受けていたと伝えられていた。

ある関係者は以前「アデルは16歳の時からステージ恐怖症に苦しんでいるんですが、今ではどんどん悪化する一方なんです」「1年近くスポットライトからは離れていたので、ステージに上がると全員の目が自分に向けられていると意識してしまうんですね。なので何か対策が必要だったんです」「それで、友人のアイーダがアデルに初めて腹式呼吸のことを教えたようで、ここ数年、腹式呼吸によって夫のロビーがパフォーマンスの際に感じる不安を克服するのに役立ったという体験談をアデルに語ったみたいですよ」と明かしている。
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