ミランダ・ランバート、アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワードで最多3部門受賞

ミランダ・ランバートが、7日（日）に開催された2013アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワードで最多3部門の受賞に輝いた。ミランダは、テイラー・スウィフト、キャリー・アンダーウッド、マルティナ・マクブライド、ケイシー・マスグレイヴスら強豪を破ってトップ・フィーメイル・ボーカリストのタイトルを獲得した他、夫ブレイク・シェルトンの亡き兄をテーマにブレイクと共に作曲した「オーヴァー・ユー」でソング・オブ・ザ・イヤーとシングル・レコード・オブ・ザ・イヤーの2つも制している。

◆ミランダ・ランバート画像

授賞式が開かれたラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで3つの賞を受け取るためにステージに登場したミランダは、パフォーマーとしてだけでなく作曲家として、業界で「受け入れてくれた」仲間のミュージシャン達に感謝の言葉を捧げている。ミランダは会場に向かって、「作曲家として、自分の曲と歌詞が仲間の皆さんから認めてもらえることは、これ以上望めないほど素晴らしいことです。それに自分がこのカントリー・ミュージックというジャンルに身を置けていることにも感謝してますし、皆さんのことは死ぬほど大好きなので、他のどなたかがノミネートされる度に私はただただ嬉しい気持ちになります。なので、私をただのシンガーとしてだけでなく、ソングライターとしても認めて下さった皆さんに重ねて感謝します。だって、それは私にとってかけがえのないことですから」と言葉を投げかけた。

ミランダ＆ブレイク夫妻は2人ともジェイソン・アルディーンや、ここ2年連続受賞とファンから支持されてきたテイラーなど共に、ファン投票で決まるエンターテイナー・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされていたが、結局はルーク・ブライアンが受賞している。またルークはジェイソン、エリック・チャーチの2人と歌い上げた「オンリー・ウェイ・アイ・ノウ」でボーカル・イベント・オブ・ザ・イヤーも受賞しており、2冠達成を果たしている。

一方のジェイソンもトップ・メイル・ボーカリストを含め2冠に輝いている他、「トルネード」でのビデオ・オブ・ザ・イヤーとトップ・ボーカル・グループを獲得したリトル・ビッグ・タウン、さらに『チーフ』でアルバム・オブ・ザ・イヤーに輝いたエリックなども2部門での受賞となった。

さらに、テイラーとキャリーの2人はそれぞれ4部門と2部門でのノミネートとなっていたが、結局2人とも受賞を逃している。

2013アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワード受賞者
・エンターテイナー・オブ・ザ・イヤー：ルーク・ブライアン
・トップ・フィーメイル・ボーカリスト：ミランダ・ランバート
・トップ・メイル・ボーカリスト：ジェイソン・アルディーン
・シングル・レコード・オブ・ザ・イヤー：『オーヴァー・ユー』ミランダ・ランバート
・ソング・オブ・ザ・イヤー：『オーヴァー・ユー』ミランダ・ランバート
・トップ・ボーカル・グループ：リトル・ビッグ・タウン
・トップ・ニュー・アーティスト：フロリダ・ジョージア・ライン
・アルバム・オブ・ザ・イヤー：『チーフ』エリック・チャーチ
・トップ・ボーカル・デュオ：トンプソン・スクウェア
・ビデオ・オブ・ザ・イヤー：『トルネード』リトル・ビッグ・タウン
・ボーカル・イベント・オブ・ザ・イヤー：『オンリー・ウェイ・アイ・ノウ』ジェイソン・アルディーン、ルーク・ブライアン、エリック・チャーチ
・ソングライター・オブ・ザ・イヤー：ダラス・デヴィッドソン