【ライブレポート】99RadioService、6月発売のニューアルバムから早くも新曲を披露

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下北沢を中心に活動する99RadioServiceが4月7日、ホームグラウンドの下北沢ERAにて<早春のツーマン>と題したライブを開催した。このステージでは6月に発売が予定されているニューアルバムより、いち早く新曲が披露された。

◆99RadioService画像

ライブタイトル通り、ステージはHOLIDAYS OF SEVENTEENとのツーマンによるもの。レコーディングが続いていたメンバーたちは、久々のライブに楽しさが吹き出したようなステージを展開して、フロアのお客さんにも笑顔が広がっていくのが見て取れる。

ライブ中盤に初披露された新曲はニューアルバム収録予定の「DISTANCE(仮)」だった。一度聴けば耳に残るキャッチーな歌メロを主軸としたバンドアンサンブルが聴きどころで、新たな99RadioServiceサウンドを感じることのできるナンバーに仕上がっている。「現在レコーディング中、完成間近」と語ったニューアルバムは、繊細な感情を反映した曲作り方法やアレンジによって、楽曲個々のキャラクターがより明確になっているという。「アルバムの出来に関しては、自信しかないです」と宣言したMCからも、ファンは相当な手応えを感じたはずだ。

なお、この日、キーボードのGOIは肺気胸をおしてのライブ出演となった。1stアルバム『1』収録曲「W.I.F」の演奏前には「学園天国」のメロディに乗せてコールアンドレスポンスを行うのだが、その掛け声部分の「へい!」を「はい!」に変えて歌うなど、周囲に気を遣わせまいと会場を和ませる場面も。

「30歳になりました。30周年を記念して初めてのことにチャレンジしました」

ギター&ボーカルのKo-taのMCに続いて披露されたアンコールは、再びニューアルバム収録予定曲だった。Ko-taが語った“初めてのチャレンジ”とはまさにこのこと。“BLACK PEANUTS(仮)”と題されたこのナンバーは全編にわたってKo-taが初リードボーカルを務めるというものだ。イントロのピアノフレーズがかわいいナンバーで歌われるのは、どこにでもいそうなダメダメな男の物語であり、それは当てはまるメンバーがいるとかいないとか。

ライブは約50分間にわたり、新旧合わせて全10曲が演奏された。なかでも新たな楽曲は99RadioServiceの現在の勢いを象徴しているものだった。彼らは6月にリリースされるニューアルバムに全力を注ぎつつ、ライブやイベント出演も続々と決定している。新しい彼らのサウンドを心待ちにしたい

<早春のツーマン>セットリスト
4月7日@下北沢ERA
1.know-it-all
2.follow her dog
3.YOUTHFUL
4.STAR
5.BYE×BYE
6.CHUM
7.DISTANCE(仮)
8.W.I.F
9.カモミール
10.RADIO
アンコール
1.BLACK PEANUTS(仮)
2.mr.lonely man

3rd シングル「STAR」
2013.3.6 release
【初回限定盤(CD+DVD)】VPCC-82644  \1,500(tax in)
【通常盤(CD only)】VPCC-82309  \1,000(tax in)
1. STAR
2. カモミール
3. STAR -instrumental-
4. カモミール -instrumental-
<DVD>
1. YOUTHFUL Music Video
2. STAR Music Video
3. 「ちはやふる」 オープニング映像
4. 「ちはやふる2」 オープニング映像
※3, 4はノンクレジット映像

<LIVE SCHEDULE>
◆MUSIC MORE
4月19日(金)仙台パークスクエア
Popu-Lamp/Q/かけらライオほか
OPEN 18:30/START 19:00

◆CALENDARS PRESENTS THE BATTLE 3 -Sweep- Release Party
2013年4月26日(金)HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2
バンド:CALENDARS/99RadioService/HOLIDAYS OF SEVENTEEN/BOOBIE/TRAP/the Immortelle
アコースティック:YU-Ki(GOOD-HEADMASTER)
DJ:DJオオデタイジ
OPEN/START 18:00

◆99RadioService オフィシャルサイト
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