リアム・ギャラガー、ファンの少年とオアシスの曲をパフォーマンス

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ビーディ・アイのフロントマン、リアム・ギャラガーが、彼らをひと目見ようとロケ地に駆けつけた少年を楽屋へ招待。一緒にオアシスの曲をパフォーマンスしたという。

◆リアム・ギャラガー画像

この少年、リース君(14歳)はミュージシャン志望でオアシスとビーディ・アイの大ファン。地元アクリントン(英国ランカシャー州)でビーディ・アイがミュージック・ビデオの撮影を行なっていると知り、ロケ地であるクラブを訪れることにした。大急ぎで家を飛び出た彼は、コートを着るのは忘れたがギターは持参したそうだ。

リース君は地元の新聞『Lancashire Telegraph』紙にこう話している。「オアシスとビーディ・アイが大好きで、クラブの外で2時間くらい待ってたんだ。Tシャツだけだったから震え始めちゃって、子供と一緒に来てた女の人が車からピンクの毛布持ってきて僕の身体に掛けてくれて、写真撮ってたんだ。バンドはそれを見てたんだろうね。その後すぐに誰かが出てきて、リアムが僕に会いたがってるって言われた」

楽屋に行った彼は「リアムにハグされて、なんでコート着てないんだって訊かれた。それから僕のギター見て、“オアシスの曲、なんか知ってるか?”って訊かれたんだ。“Wonderwall”のオープニングをかき鳴らした。手が凍ってて震えてたけど、コードはちゃんとわかってる。そしたら、彼がオープニングのラインを歌い始めて、信じられなかったよ。鳥肌が立った。彼がバースを歌って、僕がコーラスにジョインしたんだ」。

それだけでなく、リアムは彼のギターにサインを入れてくれたほかサングラスもお土産に。さらに、ミュージシャン志望の彼にこんなアドバイスもくれたそうだ。「自分を信じるようにって言われた。それと、ミュージシャンなら自分の周りの音すべてを聞いておくべきだって。ホント、夢みたいだったよ」

ビーディ・アイはこの日、ニュー・アルバム『BE』からの1stシングル「Flick Of The Finger」のビデオを撮影していたという。『BE』は6月10日リリース予定。裸の女性が横たわるアルバムのアートワークが発表された。

Ako Suzuki, London
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