ピンク・フロイド、アルバム・カヴァーを手がけた友人の死を追悼

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木曜日(4月18日)、ピンク・フロイドのアルバム『原子心母』『狂気』『炎~あなたがここにいてほしい』などのアートワークを制作したストーム・ソーガソンが亡くなった。69歳だった。

シド・バレットやロジャー・ウォーターズと高校次代からの友人だったソーガソンは、1960年代後半にデザイン・グループ、ヒプノシスを結成。ピンク・フロイドやシド・バレットをはじめ、ジェネシス、レッド・ツェッペリン、T.Rex、イエス、10cc、エレクトリック・ライト・オーケストラ、ピーター・ガブリエル、ウイングス、ブラック・サバス、UFOなど多くのアーティストの前衛的で印象的なアルバム・カヴァーを生み出した。デヴィッド・ギルモアとは10代のころから親しく、彼が1994年に結婚したときはベストマンを務めるなど生涯に渡り親友だった。

ギルモアは「僕らは10代初めに出会った。ケンブリッジの川べりにあるSheep's Greeに集まっていた。ストームはいつも熱弁を振るい、大きな音を立て、アイディアと熱意でいっぱいだった。それが変わることはなかった。彼は僕の人生において、仕事の面でもプライベートの面でも常に影響力があり、泣きたいときに肩を貸してくれる存在で素晴らしい友人だった。彼が1968年から現在まで制作したピンク・フロイドのアートワークは、僕らの作品と切り離せない。寂しくなる」と友人の死を追悼。

ニック・メイソンも「僕ら、僕らの子供たち、妻たち(元妻たち)みんなの大切な友人だった。とめどもなく知的で探求的。驚くほどの遅刻魔だったが、いったん姿をあらわすと、そのアイディア、ユーモア、友情はかけがえのないものだった」とその死を惜しんでいる。

ストークは2003年に脳梗塞で倒れたが、その後も多くのアートワークをデザイン。2013年1月にビッフィ・クライロの新作『Opposites』がリリースされたばかりだった。

Ako Suzuki, London
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