【ライブレポート】OKAMOTO’S、ツアーファイナルでニューシングル「JOY JOY JOY」リリースを発表

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OKAMOTO’Sが、自らのバンド名をタイトルにした自信作『OKAMOTO’S』をリリースしたのが1月のこと。このアルバムを引っ提げて行われたライブツアー<OKAMOTO’S TOUR 2013 Sing A Song Together>は、2月2日の千葉LOOKを皮切りに北は北海道から南は九州熊本までを縦断する全18ヵ所のものとなった。そのファイナル公演が行われた4月27日、渋谷O-EASTの模様をレポートしよう。

◆ OKAMOTO’S 画像

渋谷O-EASTのチケットは発売直後にソールドアウトしていた。当然ながら会場はオープンとともに超満員。ポカポカ陽気の春うららかなこの日、ファンの熱気で開演前から場内が暑い。

18:00、定刻通りにメンバーがステージに現れると大歓声が沸き起こった。初っぱなから異様な盛り上がりを得てライブがスタート。1曲目は「共犯者」だ。この楽曲はザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトを迎え、ヴィンテージサウンドにこだわってレコーディングされたもの。オカモトレイジのドラム、ハマ・オカモトのベース、オカモトコウキのギター、そしてオカモトショウによるブルースハープによるイントロが鳴らされると、待ってました!とばかりに場内が興奮の渦に包まれる。

続けて、アルバム収録曲「Give&Take」、シングルナンバー「欲望を叫べ!!!!」を披露してパフォーマンスは勢いを増していく。この日のライブは「マジメになったら涙が出るぜ」「Oh! Pretty Baby」「ラブソング」「Sing A Song Together」などの最新アルバム収録曲を中心に、「Beek」「まじないの唄」などOKAMOTO’Sのライブに欠かせぬナンバーがステージを盛り上げていった。

もちろんOKAMOTO’Sらしい爆笑のMCパートも健在で、トークでも会場を引き込んでいく。中盤では、NHK Eテレ『大!天才テレビくん』のエンディングテーマとして楽曲提供した「告白」のセルフカバーを披露、全17曲をあっという間に駆け抜けた本編は、アルバムのオープニングナンバー「Sing A Song Together」のシンガロングで幕を閉じた。

「ニューシングルを7月31日にリリースします!」

アンコール冒頭でオカモトショウがこう発表すると、客席からこの日一番の歓声があがる。タイトルは「JOY JOY JOY」。MCに続いて早速披露された新曲は、思わず身体が動き出すOKAMOTO’S流のダンスチューンだ。初めて披露されたにも関わらず、客席とステージが一体となって踊り狂う。

そして、ツアーファイナルを締めくくるナンバーは、オカモトショウがこのツアーの最後に歌いたいという気持ちで書き下ろした「Shine Your Light」だった。最新アルバムの最終トラックに収録されたこのナンバーの、幸福感に満ちたシンガロングが響き渡ると、<OKAMOTO’S TOUR 2013 Sing A Song Together>が大団円を迎えた。

OKAMOTO’Sはこの後、7月31日のシングル「JOY JOY JOY」をリリース、くるりとの対バンやイベント・フェスに多数参戦することが発表されている。

撮影◎TEPPEI

<OKAMOTO’S TOUR 2013 Sing A Song Together>
4月27日(土)@渋谷O-EASTセットリスト
1. 共犯者
2. Give&Take
3. 欲望を叫べ!!!!
4. Beek
5. マジメになったら涙が出るぜ
6. おやすみ君のこと
7. あからさまに恋してる
8. Oh! Pretty Baby
9. 夢DUB
10. 太陽はどこ
11. Are You Happy?
12. 告白
13. 青い天国  
14. 恋をしようよ
15. まじないの唄
16. ラブソング
17. Sing A Song Together
Encore
1. JOY JOY JOY
2. Shine Your Light

ニューシングル「JOY JOY JOY」
2013年7月31日発売
※「JOY JOY JOY」「告白」ほか、<OKAMOTO’S TOUR 2013 Sing A Song Together>のライブ音源を収録予定

◆OKAMOTO’S オフィシャルサイト
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