井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎。ミュージカル界プリンスユニット・StarSがデビュー

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数々の名公演に出演し、多くの女性ファンを抱える日本の3大ミュージカルプリンスといえば、井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎。彼らがユニット・StarSを結成し、5月8日、ミニアルバム『StarS』でアーティストデビューを飾った。さらに同日はデビューアルバムを引っさげたStarS初のライブ<三大ミュージカルプリンスコンサート StarS>を東京・渋谷ヒカリエ内にある東急シアターオーブで開催。本公演前には公開リハーサルを実施し、熱い想いを語った。

◆<三大ミュージカルプリンスコンサート StarS> 画像

「もともと、2年前3人で共演した際に『なんかこの3人で面白いことが出来るんじゃないだろうか?』そう思ったのが始まりです。本当にたくさんの方々の協力があって実現しました」── 井上芳雄

「ミュージカルをもっといろいろな人に知って、楽しんでもらいたい。僕らがそのきっかけになれればうれしいです。実際ここまでやってみて何か“新しいもの”が作れたような気がします。」── 山崎育三郎

「この世界独特の“プリンス”“スター”、などと呼ばれることが多い僕らなので、ユニット名は最初“プリンスリー(3)”なんてのもありましたが最終的に“StarS”という名称で落ち着きました。自ら“スター”もなんですが、むしろいい意味で逆手にとって親しんでいただけたらと思います。ラストのSが大文字なところは単なる複数形ではなくいろんな意味を込めました」── 井上芳雄・浦井健治

コンサートの出演者はサポートのバンド、ダンサー含め全て男性。「全員男性というのは今までなかった。でも男だけなので気兼ねもなく、いつもと違って新鮮かつ楽しくリハが重ねられました。」と、井上は笑顔で語る。

ステージではデビューアルバムからのオリジナル曲だけでなく、彼らがこれまで出演してきた代表的なミュージカル『レ・ミゼラブル』や『ダンス・オブ・ヴァンパイア』『エリザベート』などの名ナンバーが、まるでその名シーン部分だけ切り取られたかのように次々に展開。それ以外にも意外なPOPナンバーまで、実に多彩で贅沢な作りとなっている。

公開リハーサルでは、数々の舞台を経験してきた彼らならではの華やかさと品格を兼ね備え、何より彼らが歌うことを伸び伸びと楽しんでいたステージがあった。それは山崎が言うように、ミュージカルでもコンサートでもない、最高級の新しいショー。そう呼ぶにふさわしいものだった。

「いろんな王子(プリンス)が見られると思うので、是非楽しんで観ていただきたいです」── 山崎育三郎

いつの時代も、どんなシーンでも、若手のホープ、プリンスがその世界を引っぱっているのは共通。彼らもミュージカルという枠を飛び越え、多くの人に支持されるであろうと予感させる。

【コンサート情報】
三大ミュージカルプリンスコンサート StarS
井上芳雄・浦井健治・山崎育三郎
2013年5月8日~12日 東京・東急シアターオーブ
2013年5月16日 横浜・神奈川県民大ホール
2013年5月18日~19日 愛知・中日劇場
2013年5月22日 博多・福岡市民会館
2013年5月25日 大阪・NHK大阪ホール

◆BARKSライブレポ
◆StarS オフィシャルサイト
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