シャーデー、自身の動員記録を更新したライヴを放送

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WOWOWが、4月から新しい洋楽番組として「洋楽年鑑」を放送している。グラミー賞受賞アーティスト、ノミネーションアーティスト、または今後の受賞が期待されるアーティストを中心に、WOWOWがリコメンドする洋楽アーティストのライブをオンエア。さらに、MCの中川翔子が毎回洋楽に造詣が深いゲストを迎え、独自の視点で洋楽の魅力に迫る番組だ。

5月11日(土)の洋楽年鑑は、1984年のデビュー以来独自の活動を続け、10年ぶりのアルバム『ソルジャー・オブ・ラヴ』を発表したシャーデーの「ブリング・ミー・ホーム・ライブ 2011」を放送する。

シャーデーは、大ヒット曲「スムース・オペレーター」を含む1984年のデビュー・アルバム『ダイアモンド・ライフ』で見事グラミー賞の最優秀新人賞に輝き、以降も90年代、2000年代、2010年代のすべてのディケイドにおいてグラミー・ウィナーとなった数少ない実力派アーティスト。30年近いキャリアでオリジナル・アルバムは6枚と寡作ながら、すべての作品が全米チャートのトップ10にランク・インという記録も持っている。

今回放送されるライヴは、10年ぶりとなった最新アルバム『ソルジャー・オブ・ラヴ』のリリース後、11年4月にスタートしたワールド・ツアーからのもの。同ツアーでは自身の動員記録を更新し、健在ぶりを印象づけたシャーデー。余計な演出を削ぎ落とし演劇的な演出が話題を集めた。その深く哀感あふれるボーカルをたっぷり味わいたい。

さて、番組のゲストには、シャーデーとデビュー年が同じという、タレントでミュージシャンでもあるグレート義太夫を迎え、30年間変わらぬシャーデーの魅力について語った。

中川:今回はシャーデーの特集です。義太夫さんは、かなり音楽が大好きということですね。

義太夫:ひとつのものをずっと聴いていて、いろんなものを聴いていたというわけではないのでずいぶん偏っていますが、今回このようなお話をいただいて久々に聴き直してみました。

中川:久々に聴いてみていかがでしたか?

義太夫:一言で言うと、こじゃれていますよね。

中川:シャーデーのデビューは1984年ですよね。

義太夫:そうです、僕同期なんです。

中川:でも30年近く経っているという感じが全然しませんよね。今改めて、80年代の曲だと思って聴いても、80年代感がいい意味でいないというか、いつ聴いても飽きない・新鮮・ぶれない・変わらない。

義太夫:あのスタイルを30年やっているというのはやっぱりすごいですよ。

中川:この80年代、義太夫さんは何をされていましたか?

義太夫:ちょうど軍団に入った頃です。ちょうど大人数でやることが増えて、田んぼで野球やったり、タンスを背負ってバレーボールやったり、部屋ごと爆破されたりとかいろんなことやっていて、その頃たけしさんがコンサートをやっていて、そのバックバンドで入ったのがきっかけなんです。

中川:音楽から入ったのに身体も張っていたんですね。

義太夫:当時の知人には、「今度たけしのバックバンドに入ったよ」って言っていたのに、「なんでひょうきん族に出てんの?」ってことになっていたんですけど、音楽もやりながら二足のわらじを履いていました。

中川:シャーデーはデビューして30年くらい経つのに、その中でアルバムを6枚しか出していないんですよ。すごく1枚ずつが久しぶりに出るのにちゃんと世の中がついてきていて、売れているんですよね。昆虫界で“ネムリユスリカ”という虫がいるんですけど、いつもは樽状態でサナギになっていて、水をかけると元気になる。ずっと時を止めていられて、復活するといつも美しい。シャーデーってそんな感じです。30年経っているのに、今もとても美しくて妖艶。どうなっているんですかね。

この中川翔子とグレート義太夫のトークの全貌と、いまだ変わらぬ妖艶な魅力とサウンドを生み出すシャーデーの「ブリング・ミー・ホーム・ライブ 2011」の模様は、5月11日(土)午後5:15よりWOWOWライブでオンエア。お見逃しなく。

「洋楽年鑑 シャーデー ブリング・ミー・ホーム・ライブ 2011」
5月11日(土)午後5:15[WOWOWライブ]
6月13日(木)よる7:00[WOWOWライブ]※リピート放送

「洋楽年鑑 レディ・アンテベラム オウン・ザ・ナイト・ワールド・ツアー 2012」
6月23日(日)夜6:00[WOWOWライブ]

◆WOWOW特設サイト
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