アレサ・フランクリン、健康上の理由でコンサートを中止

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アレサ・フランクリンが、病名は明かしていないものの健康上の理由でコンサート2公演をキャンセルした。現在71歳のアレサは、5月20日(月)のシカゴ交響楽団とのコンサート、さらに26日(日)に予定していたコネチカット州のフォックスウッズ・リゾート・カジノでのソロ・コンサートの2公演を中止した。

◆アレサ・フランクリン画像

その理由は明かされていないが、フォックスウッズ・リゾート・カジノの広報担当を務めるデール・ウォルブリンク氏は「治療上の理由のためキャンセルになりました」とだけ発表している。またシカゴ交響楽団は、アレサが「5月20日から26日の間に治療を受けるように医師団から勧められた」ことを理由にパフォーマンスをキャンセルしたと明かしている。

アレサに代わってジャネル・モネイがシカゴでのコンサートの穴を埋める予定になっているようだ。ただアレサは、6月に予定されているカナダでの2公演と米ミシガン州での1公演ではパフォーマンスをする見込みだ。

2010年にもアレサはコンサートを中止し、当時も病名を明かさずに手術を受けていて、癌ではないかと噂されていた。しかし、手術の1ヶ月後にアレサは「回復した」と発表し、全快までには時間がかかったものの癌の噂は一蹴していた。当時アレサは「とっても気分がいいの。医者達は私のやりたい事は何でもできるって言ってるわ。もちろん、コンサートとかはまだ無理だけど。でも家事は難なくできるし、今日だって家のちょっとした事をやったところよ。起き上がって動くっていいわね。後で仕事の電話も1本か2本はかけるつもりよ。いきなり沢山はしないわ。ほんのちょっとだけね」と話していた。
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