西本智実とイルミナートフィルハーモニーオーケストラが、アジアで初めて「ヴァチカン国際音楽祭」に正式招聘された。

ヴァチカン国際音楽祭は、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂をはじめとするヴァチカン領内およびローマ市内のヴァチカン直轄のキリスト教礼拝施設を会場に毎年秋に開催されている。2002年ヨハネ・パウロ2世の在位中に第一回が催され、今年で第十二回目を数える音楽祭。第一回から毎年のようにホスト・オーケストラとして招かれているウィーンフィルハーモニー管弦楽団をはじめ、世界に名立たるオーケストラが招かれている。

このような聖地で音楽を演奏して神に捧げるという音楽祭は他に例がなく、特にサン・ピエトロ大聖堂などのカトリックの総本山と世界最高レベルの音楽とのコラボレートは、これまで多くの観客からも大喝采を得てきた。

先の教皇(現 名誉教皇)ベネディクト16世は、教皇即位前の第一回から本音楽祭に出席しており、2007年の80歳の誕生日に際し、『音楽は世界共通の言葉であり、世界をひとつにまとめあげる力がある』と称えている。

こうした理念を受けて、プロムジカ・アルテ・サークラ財団の慈善活動の一環として、本音楽祭は開催されている。今年は、アルゼンチン出身の新たな教皇フランチェスコ1世のもとではじめて開催される。ここに、初めてアジアの団体として西本智実率いるイルミナートが招聘されたというわけだ。

そして、この2013年ヴァチカン国際音楽祭のために、イルミナート合唱団を期間限定として特別編成。音楽大学を卒業した人など、豊富な合唱経験を持つ人を募る。また、鑑賞希望者のためのツアーも準備。ツアー参加者には、本公演(11月9日・10日)の席を優先的に用意するとのこと。詳しくは、2013年ヴァチカン国際音楽祭日本実行委員会 公式ホームページ(www.arzart.jp)にて。

西本智実よりコメント
「この度の実現は、これまでの道の中で出会った方々のお力だと実感し、個人の力では及ばない扉を開けてくださったのも、そういったお力があったからだと感じております。ヴァチカンは、私にとりましても“光”つまり“希望”の象徴の場所でもあります。このような考えに至りましたのは、長崎平戸の生月島で暮らした私の祖先たちが導いて下さったようにも感じているからです。今を生きる多くの方々と一緒に音楽を通じて祈りを捧げたいと願っています」

写真●大木大輔

◆2013年ヴァチカン国際音楽祭日本実行委員会 公式ホームページ
◆西本智実 オフィシャルサイト
◆西本智実&イルミナートフィル 公式サイト