【インタビュー】ライトブリンガー、計算しつくされ構築しつくされた聴きどころ満載なアルバム『Scenes of Infinity』

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2013年、Yumiがドラマーとして正式加入し、5人編成として活動を開始したライトブリンガーが、新体制での新アルバム『Scenes of Infinity』をリリースする。バンドの原点に回帰したへヴィで壮大なメタルが炸裂した聴きごたえたっぷりの力作は、リーダーのHibikiが“これでダメなら引退”とジョークを飛ばすほどの自信作。このアルバムについて、そしてこのアルバムを生み出した新体制について話を訊いた。

■自分たちの限界のプレイをすべて詰め込んだ
■これでウケなかったらもう引退です

 ▲限定プレス盤
 ▲通常盤
――まず、『Scenes of Infinity』が完成した今、その手ごたえはいかがですか?

Hibiki:もう今回は“やってやったぜ!”と。最初の0秒から最後まで、計算しつくされ構築しつくされた、聴きどころ満載なアルバムです。ホントに今の自分ができる限界のプレイをすべて詰め込んだという感じ。これでウケなかったらもう引退です(笑)。

――冒頭から衝撃発言ですね(笑)。

Hibiki:それくらい自信があるんです。

Mao:メンバーが変わったことが今回大きくて、アンサンブルもプレイスタイルもかなり変わりましたね。自分の作った曲も2曲入っていますが、今回はもうメタルっぽく、ちょっと自分らしくないなと思うくらいゴリゴリなアレンジをしてみました。ホントにお待たせしましたという自信作ですね。

JaY:アルバム初参加ということで、気合を入れました。6曲目に僕の曲も入ってますが、人生でこんなに弾いたことないというくらい、ちゃんとギターを弾きました(笑)。まあ僕は初参加ですが、ライトブリンガーの中で一番のアルバムが出来たのではと思います。

Fuki:メタルをやりたい、メタルを歌いたいというところから私の音楽はスタートしているので、その意味で“メタルシンガーFuki”が還ってきた、という感じになっています。メタルシンガーFukiとしての今一番いい声を収録できたので、自信を持ってみんなに聴いてもらいたいです。

――全員すごい自信ですね。

Hibiki:もう遺作になってもいい(笑)。

――このメンバーになって最初のアルバムですが、今までと変化したところもありましたか?


▲Fuki

▲Hibiki

▲Jay

▲Mao

▲Yumi
Hibiki:ありますね。今までは僕が投げた曲に対して各自が演奏を録音して、それをまとめて仕上げるというスタイルだったんですが、今回はまずスタジオで全員でプリプロをやりました。仮に録って全体像をつかむという作業をみんなでやったことで、楽曲の完成度がかなり上がったし、一貫した音が出せたと思います。

――プリプロで全員のビジョンが定まったんですね。

Hibiki:実はこのプリプロは、新メンバーが何ができるのか、とか、どんなアプローチができて何が苦手で、ということを知る目的もあったんです。それをふまえて、一番いいところだけを詰め込もうと思って。プリプロ後に変えた部分も多かったですね。たとえばMaoが書いた「人形が見た夢」とかもそう。

――この曲は聴きどころたっぷりで、多彩なプレイが詰め込まれてますね。

Hibiki:まず今までと違うのが、ダウンチューニングしてるという。

Mao:さっきの、ゴリゴリにしましたっていうのにつながるんですね。あと大事な要素としては、Yumiという新ドラマーが入ったことですね。

Hibiki:リズムの軸がすごくしっかりしてるんです。音もタフでアタックが強い。つまりメタリックなバンドをやるのに必要な要素をすべて持ってて、なおかつ手数も多い。

Mao:せっかくこういうドラマーとやるんだから、ドラムソロのある曲もやってみたいと思って。

――ギターのJaYさんもアルバムには初参加ですが、何かこれまでと違うことは?

JaY:僕は今までギターソロってほとんどアドリブだったんです。それだといいときもあるし悪いときもあるんで。今回は自分の中で決めソロでやりました。

Hibiki:そのソロを作るために彼は何百テイクもソロを弾いて、フレーズを煮詰めてみたいなこともやってましたね。

――メンバーの皆さんは、新ギタリストJaYさんについてどのような印象ですか?

Mao:まず、今まで一緒にやってきたギタリストの中では、まあ良く言えば天才肌の人だと思いますね。

Hibiki:努力より才能というか。

JaY:北斗の拳でいうとジュウザですね(笑)。

――今までライトブリンガーにはいなかったタイプですね。

Hibiki:そうですね。これまでのメンバーは、スクールで学んでたり、どちらかというときちんとした優等生タイプだったりするんだけど、彼はプレイがロックなんですよ。いわゆるギターヒーローたちのプレイを耳で吸収してきて消化してアウトプットする、みたいな感じで。

Mao:僕個人としては、ただめちゃくちゃ速くて正確、みたいなメタルギタリストよりは、JaYみたいな個性的なプレイをするギタリストのほうがハマりますね。

――Fukiさんは?

Fuki:私はJaY君に関してすごい秘密を握ってるんですけど(笑)。

JaY:え?なに?

Fuki:あとで教えてあげるよ(笑)。それはともかく、彼が参加してからもう1年くらい経つんで、新メンバーと言われてもピンとこないですけど、やっぱりロックな感じですね。あとMCとかでもっとしゃべってほしい。ファンの人もJaYがどんな人なのかあまりわかってない気がするので、このアルバムでもそのあとのライヴでも、もっと知ってほしいと思いますね。

――逆にJaYさんから見たこのバンドのイメージは?

JaY:テクニカルなんだけど、難しい曲を難しく聴こえさせない、メロディアスにプレイする、っていう印象がありましたね。

――難しいことをさらっとっていうのはこのバンドにとって重要なことですね。

Hibiki:今回もそういう方法論で作ってはいるんですが、せっかく新メンバーがいるんだからってことで、今までのアルバムよりは楽器を前に出してやってます。もちろん“らしさ”を保った上でですが。

――らしさと言えば、Fukiさんのメタルシンガーに対するこだわりっていうのもこのバンドの芯ですよね。

Fuki:ライトブリンガーはFukiがいちばん最初にメタルを歌いたくて始めたバンドなので、やっぱりメタルバンドだと私は思ってる。だから今回はあくまでメタルバンドである、メタルシンガーであるということを印象づけたいなと思いながら歌いました。

◆インタビュー続きへ
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