May J.、「カラオケでの歌唱に賛否両論はありました」

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テレビ朝日系『関ジャニの仕分け∞』のカラオケ採点対決企画では10連勝中。“カラオケ採点最強シンガー”の異名をとるMay J.が、5月31日、4年ぶりにテレビ朝日『ミュージックステーション』に出演する。

2009年、Sugar Soul「Garden」のカバーで一躍脚光を浴びたものの、その後は伸び悩んでいたMay J.。そんな彼女の転機となったのが、言うまでもない『関ジャニの仕分け∞』のカラオケ採点対決への出演だった。しかしこの出演、多くのスタッフがカラオケでの歌唱企画に懸念を覚えたという。ただ、May J.だけは出演に前向きだった。

「プロの歌手として負けられないというプレッシャーはありましたが、ライブでも、テレビでも、それがカラオケでも、歌わせて戴けるならどこででも一所懸命に歌いたいと思っていました。マイクを握る以上は、プロの歌手として聴いてくれた方に最高の歌を届けたい。カラオケでの歌唱に賛否両論はありましたが、私は真剣に歌うことしか考えていませんでした。」── May J.

お茶の間に届けられた彼女の歌声への反応は、オンエア後、視聴者からの問い合わせやSNSでの話題という形で即座に現れた。中でも多かったのが、「カバーアルバムを出して欲しい。」というリクエスト。その声に応えるように、May J.は、6月19日にカバーアルバム『Summer Ballad Covers』をリリースする。

「リスナーが望んでくれたものを自分の声で精一杯歌い表現したいと思いカバーアルバムのリリースを決めました。カラオケ企画でテクニックに注目が集まる今だからこそ、カバーアルバムでは歌詞にどれだけ感情をこめられるかをテーマに歌と向き合いました。」── May J.

本作の制作には「楽曲に宿る魂や歌詞の世界観と向き合うことにひたすら時間をかけた」という。スタジオに入る前に楽曲の誕生した背景や歌詞の情景を明確に心に描けるまで聴きこみ、そこで感じ取ったものを歌声でどう表現するかをスタジオで時間をかけ固めていく。歌の表情が固まったら、テクニックや論理的な思考が頭から完全に抜けるまで時間を置き、最後は感情が溢れ出る歌が歌えるまで、曲を最初から最後までひたすら通しで歌い続ける。最後のレコーディング曲「I DREAMED A DREAM」では、曲に感情移入し過ぎたMay J.が涙を流す場面もあったという。

そんなカバーアルバム『Summer Ballad Covers』を引っさげての、4年ぶりの『ミュージックステーション』出演。歌唱曲「ハナミズキ」は、YouTubeで間もなく100万回再生を超えようとしている話題曲だけに、生放送のステージでMay J.がどのような歌を披露するのだろうか。


◆May J. オフィシャルサイト
◆Kawaii girl Japan
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