坂本龍一、上野耕路、テイラー・デュプリー、ILLUHAらが、YCAM10周年記念祭の幕開けを飾る華麗かつ多彩なライブコンサート開催

ツイート

▲撮影:田邊アツシ
山口情報芸術センター[YCAM]が、YCAM10周年記念祭の一環として、コンサート<THE OPENING LIVE CONCERT(ジ・オープニング・ライブ・コンサート)>を開催する。

このコンサートは、10周年記念祭アーティスティック・ディレクターの坂本龍一が自ら出演する10周年記念祭の幕開けを飾るもので、当日から坂本がYCAMで発表する、樹木の生体電位によってサウンドが生成されていくインスタレーション「Forest Symphony(フォレスト・シンフォニー)」のシステムを応用したソロパフォーマンスを皮切りに、坂本が審査員を務める「架空の映画音楽の為の映像コンペティション」へ楽曲を提供した音楽家、上野耕路のメドレーセッション、さらにはニューヨークのサウンドアーティスト、テイラー・デュプリーと坂本、音楽ユニットILLUHA(イルハ)による即興セッションなど、YCAM10 周年記念祭ならではのラインナップを予定している。

坂本龍一とYCAM InterLabによるインスタレーション+ウェブ作品「Forest Symphony(フォレスト・シンフォニー)」とは、坂本龍一は、以前から森林や樹木に対して高い関心を寄せており、音楽活動と並行して森林保全活動も展開してきた。そして、東日本大震災以降、その関心を芸術表現へと昇華させるべく構想したプロジェクトが、樹木が放つ微弱な生体電位をもとに作曲を試みる「Forest Symphony」ということになる。

今回、このプロジェクトにYCAM InterLabが参画し、一層の技術開発を推し進めることで、新たにサウンドインスタレーションとウェブコンテンツを制作/発表するほか、樹木の生体電位を取得するために開発したデバイスをオープンソースハードウェアとして公開する。

樹木や森林の息吹を聴覚を始めとする全身の感覚で感じる本作は、10 周年記念祭のテーマである<アート><環境><ライフ>を体現する象徴的な作品となる。この機会にぜひ体験してみたい。

詳細は、山口情報芸術センターYCAMのホームページで。

<YCAM10 周年記念祭「THE OPENING LIVE CONCERT」>
7月26日(金)19:00 開演(30 分前開場)
出演:坂本龍一、上野耕路(ピアノ:上野耕路/フルート:佐々木理絵/クラリネット:秋山かえで/サキソフォン:小池裕美/バイオリン:真部裕/チェロ:多井智紀)、テイラー・デュプリー、ILLUHA
会場:山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA

チケット情報
発売日:
一般発売 6月9日(日)
any 会員先行発売 6月1日(土)
料金:
前売 一般 6,000円
any会員/特別割引/25歳以下
5,300円
当日 6,500円 ※当日は各種割引対象外
[YCAMDOMMUNELIVE との2日通し券]
前売 一般 10,000円
any 会員/特別割引/25歳以下
8,500 円
※未就学児入場不可
※特別割引:シニア(65 歳以上)、障がい者及び同行の介護者1名が対象
電話/窓口:
山口市文化振興財団チケットインフォメーション 083-920-6111
10:00-19:00 ※火曜休館、祝日の場合は翌日
インターネット:www.ycfcp.or.jp
24 時間受付※要事前登録

<坂本龍一+ YCAM InterLab「Forest Symphony」>
2013年7月26日(金)~12月1日(日)10:00 ‐ 19:00
※火曜休館、ただし10 月22 日(火)は開館
会場:山口情報芸術センター[YCAM]ホワイエ

坂本龍一+テイラー・デュプリー「Disappearance」
消滅していくもの 静止しているもの 生まれ来るもの その予兆
坂本龍一とテイラー・デュプリーによる音楽的対話が織りなす、
終着の浜辺に打ち寄せる静寂なるイマジナリー・サウンドスケープ
販売価格:2400 円(税込)
RZCM-59378
発売日:2013年7月10日(水)

◆山口情報芸術センターYCAM
◆坂本龍一 オフィシャルサイト
◆Ryuichi Sakamoto facebook
◆commmons
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス