ストーン・テンプル・パイロッツ「訴訟を起こしたのはスコットを傷つけるのが目的じゃない」

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ストーン・テンプル・パイロッツのメンバーが、バンド名、曲、著作権、トレードマークなどの所有権をめぐり元フロントマン、スコット・ウェイランドを訴えたのは、彼を傷つけるのが目的ではなく、前へ進むためだったと話している。

ディーン・ディレオ(G)、エリック・クレッツ(Dr)、ロバート・ディレオ(B)の3人は木曜日(5月30日)、ウェイランドに対し訴訟を起こしたことで「いくつかはっきりさせておきたいことがある」と、オフィシャル・サイト(Stonetemplepilots.com)に声明を発表した。

「訴訟を起こしたのは、スコットを傷つけるのが目的ではない。俺らは生産的に前へ進みたいと思っている。そして、スコットの選択と行動は、俺らがそうするのを妨げるものだった。俺たち、1stアルバム『Core』のリリースを記念し20周年ツアーを行なう計画を立てていた。STPの人気トラックと一緒にアルバム全曲をプレイするというビッグなツアーを計画していた。だから、なんの通達もなくスコットがこのツアーを自分のソロ・ツアーとして横取りし、俺らがバンドとして計画していたことをそのままやるって決めたのを知ったとき、俺らがどれほどショックを受け落胆したか想像がつくと思う。このことは、俺らも君らと同じように知ったんだ。広告を見たんだよ」

彼らの間には、それぞれがストーン・テンプル・パイロッツ以外のところでなにが出来、なにが出来ないかを明確にした契約書が存在するが、「残念ながら、スコットの決定の多くはこれに違反し、バンドのためにならず、しかも俺らが先に進むのを妨げるものだった。スコットとその代理人に契約を守るよう頼んだものの、無視された。もうたくさんだって思ったよ。それで、俺らは俺らの選択を行なった」

一方のウェイランドは、その数日前、「君らと同じように、俺のバンド、ストーン・テンプル・パイロッツのことや彼らが週末、新しいシンガーと一緒にパフォーマンスしたことを知った。正直言って、唖然とした。そして、傷ついた」「だが、先週末プレイしたバンドは、ストーン・テンプル・パイロッツじゃない。彼らがそう名乗るのは間違っている。彼らにはまず、STPと名乗る法的権利はない。なぜなら、俺はまだバンドの一員だからだ。そして、もっと重要なことに、長年俺らについてきてくれたたくさんのファンを誤解させ、偽ることになる」との声明を発表していた。

新生ストーン・テンプルは5月18日に初ライヴを行なったほか、先週(5月30日)、チャリティー・コンサートでもパフォーマンスした。これには、やはりウェイランドの元バンド・メイトであるスラッシュとダフ・マッケイガンもジョインしている。

Ako Suzuki, London
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