アンダーグラフ、新曲はメンバー脱退を乗り越えた「素敵な未来」

7月3日に2年ぶりとなるオリジナルアルバムを発売するアンダーグラフが、6月5日タワーレコード限定シングル「素敵な未来/君が君らしくいられるように」をリリースした。

◆アンダーグラフ画像

「素敵な未来」は、常田真太郎（スキマスイッチ）プロデュースによる作品だが、そもそもスキマスイッチとは、デビュー前にイベントで知り合い意気投合して以来、10年来の仲だ。特に、曲を手がける真戸原直人（Vo）と常田は同じ年齢ということもあり、音楽のことはもちろんプライベートに至るまで度々、相談し合ってきた仲だという。そんなふたりの関係性があったからこそ、共に作詞を手がけて生まれたのが「素敵な未来」だった。

2012年、ギターの阿佐亮介が脱退するというバンドにとって大きな危機を迎えながらも、それを乗り越えた彼らに、常田は今だからこそ「〈仲間と別れても前に進んで行くこと〉を歌って欲しい」という提案をしたという。そうして生まれたこの曲は、大切な人との別れとその哀しみを生々しく描きながらも、しっかりと未来を見据える力強くもエモーショナルなナンバーに仕上がったのだ。

この「素敵な未来」のミュージック・ビデオを手がけているのは行定勲監督だ。2006年にアンダーグラフの「ユビサキから世界を」にインスパイアを受けた監督が、ビデオクリップのみならずオリジナル脚本で同タイトルの映画を制作して以来、アンダーグラフとは親交が続いている。そんな間柄だからこそ、事実＝仲間との別れにフォーカスを絞り、ワンカメ、長回しによる撮影を敢行したようだ。幼なじみでもあるギタリストと真戸原が肩を並べて歩き、そこに谷口菜穂子（ドラム）が加わり、中原一真（ベース）が加わり、やがて一人だけが立ち止まり、三人は新たな道を歩き始める…そんなドキュメント・タッチな内容が楽曲のメッセージを色濃く訴えている。

ちなみに今回のMVの中でギタリスト役を演じたのは『仮面ライダー龍騎』の主演や、NHK総合大河ドラマ『八重の桜』、映画『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』（行定勲監督 2013）への出演も話題の須賀貴匡だ。

バンドが経験した大きな喪失感と、そこから立ち上がり再び前を向いて歩き出す決意、そして別の道を歩む仲間へのエールが詰まった「素敵な未来」、是非チェックを。


「素敵な未来 / 君が君らしくいられるように」
6月5日（水）発売
TRJC-1018 500円（税込）
※タワーレコード限定販売シングル

＜購入者対象特別ライブ＞
※参加抽選券による抽選
6月30日（日）
＠タワーレコード渋谷店B1 CUTUP STUDIO
開場：12：30 開演：13：00

『7 + one ～音の彩り～』
7月3日（水）発売
TRJC-1019 （DVD付初回生産限定盤）価格：2500円（税込）
TRJC-1020 （通常盤）価格：2000円（税込）
1.愛それは愛 produced by KOUSUKE MASAKI（from moumoon）
2.空へ届け produced by 藤井丈司
3.MATATABI produced by いしわたり淳治
4.第三次成長期 produced by 島田昌典
5.Mother feat.MICRO（HOME MADE家族） produced by 根岸孝旨
6.去年今年（こぞことし） produced by 宅見将典
7.素敵な未来 produced by 常田真太郎（fromスキマスイッチ）
8.ビューティフルニッポン produced by アンダーグラフ

＜インストアライブ＞
7月6日（土）＠タワーレコード新宿店
7月13日（土）＠タワーレコードNU茶屋町店

＜live tour 2013 summer～音の彩り～＞
7月14日（日）大阪 心斎橋JANUS
OPEN/START 17：30/18：00
7月15日（月・祝）名古屋 ell. FITS ALL
OPEN/START 17：30/18：00
7月25日（木）東京 CLUB QUATTRO
OPEN/START 18：30/19：00
チケット一般発売5/25（土）

＜第23回めいほう高原音楽祭 SUMMER FES in MEIHO2013＞
7月28日（日）
＠めいほう高原野外音楽堂ソノラシアター
開場：13 ：00 開演：14：00～18：00（終演）
※出演時間未定

◆アンダーグラフ・オフィシャルサイト