ジョーイ、スカー・ザ・マーターを始動

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スリップノットの中心人物のひとりジョーイ・ジョーディソンが、新たなるプロジェクト、スカー・ザ・マーター(SCAR THE MARTYR)を始動させることを発表した。

◆ジョーイ・ジョーディソン画像

地元アイオワ州デモインにあるSound Farm Studioにてレコーディングされたスカー・ザ・マーターのデビュー・アルバム(タイトル未定)をプロデュースしたのは、フィア・ファクトリーやロブ・ゾンビ、マインドレス・セルフ・インダルジェンスなどを手掛けるライス・フルバーで、今秋、Roadrunner Recordsより発売される予定となっている。

スリップノットにおいても単なるドラマーとしてのみならず、主要なソングライターとしての才も見せるジョーイだが、スカー・ザ・マーターのデビュー作では、ドラムはもちろんの事、全曲でベースを、そして2曲を除いた楽曲でバッキング・ギターをプレイしているという。ボーカルを務めるヘンリー・デレク(Henry Derek)とジョーイとの共作で楽曲制作しているが、レコーディングではキーボーディストにナイン・インチ・ネイルズのクリス・ヴレンナ(Chris Vrenna)、ギタリストにはストラッピング・ヤング・ラッドのジェド・サイモン(Jed Simon)とダーケスト・アワーのクリス・ノリス(Kris Norris)が参加、デビュー・アルバムに花を添えている。

スカー・ザ・マーターのサウンドは、ポスト・パンクからインダストリアル・サウンドといった様々な要素が組み合わされ、強烈でモダンな衝撃性を有するという。ヘヴィなギターとジョーイの強靭なドラミングに、音の合間を縫うように層を織りなしながら押し寄せるシンセサイザーによって驚異的な音像が生み出されているようだ。

「このプロジェクトで、俺はより良い楽曲を書き上げる事に総ての努力を注いできた。虚飾や見た目なんかを気にすることは一切なかったよ。一番最重要だったのは、ソリッドな最高の曲を書くことだった。皆がそれを耳にして、ずっと聴き続けてくれるような音楽…、そう、何か世界に響き渡るような音楽を書いてきたんだ。もしそんな要素がなかったとしたら、結局何もないのと同じだからな」──ジョーイ

今後、スカー・ザ・マーターの情報は随時明らかになっていくようだ。この新しいプロジェクトに、ご注目を。
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