【ライブレポート】ビーディ・アイ、あらゆる意味で鋭くエッジー

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2ndアルバム『BE』をリリースしたビーディ・アイが6月20日、ロンドンのCamden Centreでプレイした。フェスティヴァル出演や本格的なツアーを前に行なわれたこのミニ・ツアーはクラブ規模の小さな会場ばかり。Camden Centreも区役所内にあるホールで、収容人数はたったの900人。ファンには嬉しいスペシャル・ギグとなった。

◆ビーディ・アイ画像

オアシス時代から変わらない、男性ファンからの「リアム! リアム! リアム!」という雄々しいコールが響く中ステージに登場した彼らは、ニュー・アルバムの1stシングル「Flick Of The Finger」でスタート。リアム(Vo)、ゲム(G)、アンディ(G)、クリス(Dr)、そして新たに加入したジェイ(B)のバンド・メンバー5人にキーボード・プレイヤー、さらには4人のブラス・セクションが加わり、強烈なオープナーとなった。

会場が小さかったからではない。彼らのサウンドは、これまで以上にビッグでラウド。そしてリアムの声もこれま以上にシャープで、オーディエンスをもろに直撃する。この数年でベストなコンディションにあるのは間違いなく、ニュー・アルバム『BE』の曲調は一筋縄でいかないものの、ヴォーカルは生でストレート。(痩せて髪を短くし)精悍になった外見も含め、あらゆる意味で鋭くエッジー、ときに攻撃的なロックンロール・パフォーマンスを展開した。

この夜、彼らはオアシスのトラック2曲(「Rock 'n' Roll Star」「Morning Glory」)をプレイ。もっとやって欲しいと思うファンも少なくなかっただろうが、『BE』で独自のカラーとサウンドを確立した彼らにはこれくらいでちょうどいいのかもしれない。いまの彼らには根拠に基づいた自信と余裕がある。『BE』からの曲はもちろん、1st『Different Gear, Still Speeding』のトラックも明らかにパワー・アップしていた。オアシスの曲では相当、盛り上がったが、そんなオーディエンスをステージ上から冷静に見つめていた(ように見えた)リアムの姿が印象的だった。

この夜のセットリストは以下の通り。

「Flick Of The Finger」(with ブラス・セクション)
「Face The Crowd」
「Millionaire」
「Four Letter Word」
「Soul Love」
「Second Bite Of The Apple」(with ブラス・セクション)
「Iz Rite」
「Shine A Light」
「Rock 'n' Roll Star」
「The World's Not Set In Stone」
「I'm Just Saying」
「Morning Glory」
「Soon Come Tomorrow」
「The Roller」
「Start Anew」
アンコール
「Bring The Light」(with ブラス・セクション)
「Wigwam」(with ブラス・セクション)

ビーディ・アイは<Summer Sonic 2013>で来日する。

Ako Suzuki, London
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