ジョン・レノン「やっと“イエスタデイ”みたいないい曲ができた」

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ジョン・レノンは「Imagine」(1971年)が誕生したとき、ようやく「Yesterday」に並ぶ名曲が作れたと喜んでいたそうだ。レノンは、ポール・マッカートニー作の「Yesterday」が彼の作ったものだと勘違いされることにウンザリしていたという。

◆ジョン・レノン画像

レノンの友人でジャーナリスト/ラジオDJ/映画監督のハワード・スミスは、『MOJO』マガジンにこう話している。「僕のロフトに来たジョンはすごく興奮してて、“ようやく、Yesterdayと同じくらいいいメロディーの曲が作れたと思う”って言っていた。彼はYesterdayにイラついていたんだ。みんな、(レノンに向って)“Yesterdayを作ってくれて、ありがとう。美しい曲だ…”なんて言うからさ。彼はいつも礼儀正しい人だったけど、これには腹を立てていた」

そしてスミスは、「Imagine」をプレイしてみせたレノンとこんな会話を交わしたという。「“どう思う”って訊かれたから“ビューティフルだ”って答えた。そしたら“でも、Yesterdayくらいいいかい?”って訊くから“比べられないよ”って言ったら、もう一度プレイし始めた。さらにもう1回プレイして、彼はこう言ったんだ。“わかるはずだよ。Yesterdayと同じくらいいい”って」

スミスは1960~1970年代、ラジオ番組のためにレノンやヨーコ・オノをはじめ、ジョージ・ハリソン、ミック・ジャガー、ジム・モリソン、ジャニス・ジョプリン、フランク・ザッパ、アンディ・ウォーホル、デニス・ホッパーなどをインタビューしてきたが、その貴重なオーディオ“The Smith Tapes”が現在、iTuensやAmazonでダウンロード・リリースされている(アメリカ)。当時ラジオで流れたショート・ヴァージョンではなく、編集前のノーカット版が聴けるという。

Ako Suzuki, London
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