【イベントレポート】<スペースシャワー列伝 ~第九十四巻 早暁(そうぎょう)の宴~>、The Flickers、HaKU、パスピエが好演

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スペースシャワーTVによる新人アーティストイベント<スペースシャワー列伝 ~第九十四巻 早暁(そうぎょう)の宴~>が、6月26日(水)にShibuya O-nestにて開催された。オフィシャルレポートが届いたのでお届けしよう。

◆<スペースシャワー列伝 ~第九十四巻 早暁(そうぎょう)の宴~>画像

▲The Flickers
▲HaKU
▲パスピエ
すべてのロックファンに向けて、スペースシャワーTVが自信をもってレコメンドするニューカマーのバンドが集うライブイベント<スペースシャワー列伝>。6月26日(水)に渋谷O-nestで開催された~第九十四巻 早暁(そうぎょう)の宴~には、The Flickers、HaKU、パスピエの3組がラインナップされた。

トップバッターを飾ったThe Flickersは、1曲目「black light」から振り切れたエモーションをフロアに放出するようなサウンドを響かせた。ニューウェイブやエレクトロを経由し、同期音もふんだんに取り入れながら、コンテンポラリーなダンスロックを追求する彼ら。フロントマン、安島裕輔の冷静なまま鬼気迫らんばかりの猛々しさを表出させる歌声の迫力がオーディエンスを扇動し、フロアのムードは右肩上がりに熱狂的なものになっていった。メンバーの背後に立てられた9台のiPadを使用した演出も効果的で、ラスト「lovender」までバンドのアイデンティティを力強く刻みつけるライヴを展開した。

2番手のHaKUは、2013年1月にスペースシャワーTVのPower Push!に選出された「masquerade」でライヴをスタート。あえて同期モノは一切使用せず、先鋭的なクリエイティヴィティと高いスキルを誇るバンドアンサンブルを濃密に掛け合わせることで、肉体的な刺激に富んだダンスロックを打ち出していった。光量の高いポップネスに彩られた4曲目「asayake」でオーディエンスを歓喜させ、そこからラストまで一気に畳み掛けた「1秒間で君を連れ去りたい」~「Karman Line」の流れは圧巻だった。

トリを務めたのは、パスピエ。先日リリースした初のフルアルバム『演出家出演』がオリコンウィークリーチャート11位にランクインし、幅広いリスナーの耳目を集めている彼ら。とどまることをしらないバンドの勢いと充実ぶりは、もはや風格さえ感じさせるメンバーの佇まいからも感じることができた。1曲目「チャイナタウン」から「フィーバー」「S.S」(スペースシャワーTV 6月のPower Push!曲)と、序盤からキラーチューンを惜しみなく披露。中毒性にまぎれた独創的なポップスをクリエイトするその音楽的な求心力を誇示しながら、絶え間なくオーディエンスを引き寄せた。本編ラスト「電波ジャック」とアンコールの「シネマ」でフロアの盛り上がりはピークを迎え、熱気が冷めやらぬうちに「早暁の宴」は幕を閉じた。

なおこのライブの模様は、7月30日(火)23:00~24:00の1時間、スペースシャワーTVにて特別番組としてオンエアされる。

Text by 三宅正一(ONBU)

<スペースシャワー列伝 ~第九十四巻 早暁(そうぎょう)の宴~>
6月26日(水)開場18:00 開演19:00 場所:Shibuya O-nest
出演:HaKU、The Flickers、パスピエ
●The Flickers
1.black light
2.white heat
3.non-fiction
4.love destruction
5.ダークナイト
6.orange sunshine distortion
7.lovender
●HaKU
1.masquerade
2.解放源
3.everything but the love
4.asayake
5.1秒間で君を連れ去りたい
6.Karman Line
●パスピエ
1.チャイナタウン
2.フィーバー
3.S.S
4.プラスティックガール
5.ワールドエンド
6.最終電車
7.電波ジャック
En.シネマ
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