石垣優(やなわらばー)、『関ジャニの仕分け∞』カラオケ対決で話題沸騰中

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現在、石垣島出身の女性ユニット、やなわらばーの石垣優(いしがき ゆう)に注目が集まっている。

テレビ朝日系『関ジャニの仕分け∞』のカラオケ採点コーナーに初登場した5月11日以降、やなわらばー公式ウェブサイトのアクセス数が急上昇し、ブログへのコメントも300件以上の「思わず涙が出た」、「感動した」、「まったく新しい違う曲のようだった」などのコメントが殺到した。Yahoo!検索ワードランキングでも、彼女の出演後には「石垣優」、「やなわらばー」で1位と2位を独占した。

同番組3度目の出演となった本日、7月6日(土)放送回では、歌うまキッズとの対戦で持ち味の沖縄節を活かし元ちとせの「ワダツミの木」を熱唱。 1コーラス目を歌いきった時点でスタジオは感嘆の拍手に包まれた。石垣の歌唱後には対戦相手のキッズシンガーが「これまで聞いた歌の中で一番感動した」とコメントするなど、スタジオは再び大興奮に包まれた。

6月22日(土)放送回の、平松愛理との「部屋とYシャツと私」での本人対決でも、石垣は勝利をしており、今回で番組初出演から3連勝。ますます彼女の歌声への注目が集まりそうだ。

ここで、石垣優、そしてやなわらばーについて、改めて紹介したい。石垣は沖縄県石垣島で生まれ育ち、小学校1年生のときにすでに目立った歌唱力を持っていたようで、小学校の先生からの“あなたには歌がある”との言葉に勇気をもらい、歌手を志すようになったという。小学校6年生のときには、石垣島のカラオケコンクールで優勝するなど、地元では早くも頭角を現すようになった。今、番組で話題となっている独特の沖縄節を身につけたのは、生まれ育った島の環境から授かったもので、高校生の時に「沖縄の伝統音楽」の授業の中で沖縄民謡を習得。授業では同時に三線の演奏も覚えていった。

高校卒業後、本格的にプロの歌手を目指し、その後“やなわらばー”を結成することになる東里梨生(あいざと りお)とともに大阪の専門学校へ進学。上阪後、電車の切符を買ったこともほとんどなかった二人は、都会の生活に馴染めず、ホームシックに陥ってしまう。寂しさから三線(さんしん)の音が恋しくなり、石垣島より取り寄せて、東里とともにはじめての曲作りに挑戦したという。

島を離れてはじめて気がついた故郷の美しさや人々の温かさを曲に詰め込み、後のデビューアルバムのタイトルにもなる「青い宝」を完成させた。この楽曲が専門学校の先生の耳に留まり、校内オーディションの出演へ推薦され、出演するためのユニット名として「やなわらばー」と命名。二人のユニットが誕生した。

やなわらばーの意味は、沖縄の方言で“やな”が“イヤな”、“ダメな”。“わらばー”が“子供”。つまり合わせて“悪ガキ”“いたずらっ子”という意味だ。身長152cmと小柄な2人は、高校のときに同級生から“やなわらばー”と呼ばれていたらしく、それもユニット名の由来となっている。

校内オーディションで見事グランプリを獲得し、ライブ活動を開始。卒業後、上京し2003年にシングル「変わらぬ青」でメジャーデビュー。東里梨生と織り成す美しいハーモニーが最大の特徴で、話題を集めた。

『関ジャニの仕分け∞』でも定着しつつある、おっとりとした石垣島弁のイントネーションも彼女の持ち味となっているが、本人は訛っている自覚があまりないらしく、スタッフに指摘されると「どこが訛っているかわからない」と言っているそう。普段話しているときのふんわりとした印象と、力強く美しい歌唱力との“ギャップ”も彼女の魅力と言えるだろう。

沖縄節とハイトーンの美しい歌声で全国から賞賛を集めている石垣優とやなわらばーからますます目が離せない。

【ミニライブ情報】
7月14日(日)イオンモール土浦 1F花火ひろば 17:30~、19:30~
7月28日(日)伊勢丹新宿店 第19回 めんそ~れ~大沖縄展

◆やなわらばーオフィシャルサイト
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