ロングヘアを40センチばっさりの井手綾香、「もっと赤裸々にって思ったらあふれてきたのが失恋の思い出だった」

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井手綾香が、7月17日に約1年ぶりとなる「235/消えてなくなれ、夕暮れ」の両A面シングルをリリースする。

「235」は2013年の4月から放送しているパンテーンTVCMで耳馴染みのある人も多いだろう。20歳を目前に気持ち新たに前を向いて描いたこの楽曲のミュージックビデオでは、トレードマークとも言える40センチのロングヘアをばっさり切るドキュメント映像が収録されている。

そして、もうひとつのタイトル曲「消えてなくなれ、夕暮れ」は自身の失恋を赤裸々に描き、そのリアルなひとつひとつの言葉が多くの共感を得ている。

両方のミュージックビデオは先月、それぞれ15秒ずつ、わずか30秒程度のダイジェスト映像にも関わらず、その注目度から8万回の再生を瞬く間に記録。そしてそれぞれのミュージックビデオのロングバージョンが、7月16日に解禁となった。

「わたし、自分は何を歌いたいんだろう? って去年の冬はずっと泣いてたんです。高校生でデビューしてまわりに恵まれて、わたしの作った楽曲がたくさんの人たちに届くようになって、本当に嬉しかったんです。<綾香ちゃんの歌で背中おされました!>って手紙を頂いたりすると、歌っててよかったなぁって。そうしたら、わたしももっと頑張って、もっともっとたくさんの人たちの笑顔が見たい!って思って。いっぱい曲を作って。でも、ハッて立ち止まったときに、いつの間にか自分で勝手“井手綾香はこうあるべきだ!”ってしばりつけちゃって。井手綾香の曲はこうで、外見もロングヘアで……みたいに。2013年を迎えて……もしかしたら厄年が終わったからかもしれないんですけど(笑)……急にそれまで下を向いていた私の目線を前に、そして上に向けることが自然にできたんです。そうしたら髪を切っちゃえって! 思って。呪縛がとけたかのように髪を切る事で気持ち新たに前に進むことが出来たんです。そうしたらこれまで恥ずかしくてかけなかった自分自身の失恋のことも、ありのままの私だからって曲に描くことができたんです。
これまでピアノで作曲してきたんですが、ちょうどその頃アコースティックギターを手にしたころで、私の失恋したときの思い出とその時に弾いていたギターの音がすっと違和感なく絡んだんです。ギターをちゃんと弾いたことがこれまでなかったんだけど、ちょっとずつちょっとずつ私が失恋したときの光景を思い出しながらギターを弾いて、出来上がった曲なんです。結果、井手綾香初のギター作曲楽曲で、初の失恋ソングになりました。たぶん、自分の言葉をもっと赤裸々にって思ったらあふれてきたのが失恋の思い出だったんですね……」── 井手綾香

また、シングル発売当日の7月17日は大阪・梅田AKASOにて10代最後となるワンマンライブ、さらに7月19日には東京・渋谷Pleasure Pleasureにて20歳の誕生日を記念したワンマンライブ<ハタチになるっちゃけど!>を開催する。



◆井手綾香 オフィシャルサイト
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