【ライブレポート】DAIGO、DAIGO☆STARDUSTとまさかの合体「僕にとって大事な一部」

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DAIGOが7月26日、“DAIGO☆STARDUST”名義にて渋谷公会堂でライブを行なった。<帰ってゆくDAIGO☆STARDUST>と題したステージは、7月12日に先立って行なわれた<帰ってきたDAIGO☆STADUST>の追加公演にあたるもの。元々は12日一夜限りのライブ予定だったが、チケットを買えないファンがあまりにも多かったために急遽追加公演が開催されることとなった。その速報レポートをお届けしたい。

◆DAIGO 拡大画像

ステージ登場直前の模様をコミカルに描いた実写映像で会場の爆笑をさらったオープニングから、ライブはDAIGO☆STARDUSTのデビュー曲「MARIA」でスタート。同曲は氷室京介による楽曲提供で話題を呼んだナンバーだ。肩から頭の先まで約1メートルはあろうかというゴージャスな羽を着けたDAIGO☆STARDUSTが当時の衣装に身を包んで姿を現すと、一気に会場が沸く。続けて1stアルバムのタイトルナンバー「The spacey toy」と、のっけからステージが熱い。

「渋谷公会堂のみなさん元気ですか!? ついにこの日がやってきました、DAIGO☆STARDUSTです。DAIGO☆STARDUSTのことをよく知らないで来た人もいるかもしれないからわかりやすく説明すると、DAIGO☆STARDUSTは10年前に星から舞い降りてきたロック王子として、「MARIA」という曲でデビューして。僕がやることは全部宇宙的なという意味の“スペーシー”という言葉をつけてね。スペーシーハグとか。いろいろ努力したんですけど、ホントに星屑になってしまったという(笑)」

と、自虐的なMCで会場を笑わせるあたりは、さすがDAIGO。デビュー10年を迎えて帰ってきたDAIGO☆STARDUSTに会場からの温かな拍手が巻き起こる。「今日で僕は帰っちゃうけど、最高にスペーシーなライブにしたいので思いっ切り楽しんでください」との宣言の後は、「DAIGO☆STARDUSTがいつもライブでやってきたことやろうかな」と、当時のお決まりの挨拶“やっと会えたね”を披露。これは初めてライブに来た人への挨拶で、この日は最前列のファンの手にキスをし、「やっと会えたね」という言葉を届けるというもの。「ここ、大爆笑するところじゃないんだけど(笑)」と客席とのコミュニケーションを深めたところで、再びDAIGO☆STARDUST時代のナンバーへ。

「Queen Stardust」「STARS」「D☆Trance」はグラムロックを基調としたナンバーだ。壮大で煌びやか、退廃的で危険な香りを漂わせつつ、メロディ自体は実にポップでキャッチー。鋭いギターリフがロックンロールな楽曲を牽引していく。また、DAIGO☆STARDUSTというステージネーム自体、デビッドボウイのZIGGY STARDUSTというコンセプトアルバムにインスパイアされたものであり、当時のデビッドボウイとギタリストのミックロンソンのように、DAIGO☆STARDUSTとギタリストのLedaが絡み合う妖艶なステージパフォーマンスが見どころのひとつとなっていた。さらに、中盤に披露されたミディアムナンバー「Feather」「Dear sunshine」では、DAIGO☆STARDUSTがアコースティックギター(当時使っていたもの)を弾きながら歌うという新鮮な姿もあった。

後半ブロックへ差し掛かったところでは、再び映像演出が入る。この映像は12日の<帰ってきたDAIGO☆STADUST>から26日の<帰ってゆくDAIGO☆STADUST>までの2週間でDAIGO☆STARDUSTが何をしていたのかを見せるという内容だった。12日のライブエンディングで「地球を楽しみたいと思います」と語っていたとおりに、ステージ衣装そのままの彼が浅草で人力車に乗り、原宿でクレープを食べ、ゲームセンター、カラオケ、ボーリングを一人楽しむ姿に場内から大爆笑が。

頭からつま先まで真っ赤な衣装に着替えたDAIGO☆STARDUSTがステージに登場すると怒濤の半戦がスタート。「HELLO CRAZY GENTLEMAN」「SUPER JOY」「SCAPEGOAT」などロック色の強い楽曲で構成されたクライマックスは、「I wanna be your star」で会場が一体感に包まれる。全14曲の本編が駆け抜けるように終了した。

アンコールは「デイジー」「ROCK THE PLANET」といったDAIGO☆STARDUSTを語る上でかかせないナンバーが披露される。このときのDAIGO☆STARDUSTの衣装は全身スパンコールの眩いもの。全幅4メートルにもおよぶマントを広げながら歌ったりと、ファッション的にもスペーシーで豪華絢爛にステージを飾ったDAIGO☆STARDUSTは、「永遠のスペースカウボーイ」を最後にステージから姿を消した。

スクリーンにエンドロールが流れ、これでライブが終了か……と思いきや、そのラストでは、DAIGO☆STARDUSTがDAIGOの身体の中に“帰ってゆく”という演出の映像が流れた。DAIGO☆STARDUSTは星に帰ったのではなく、DAIGOと同化すべく“スペースハグ”で合体、“新生DAIGO”の誕生となったわけだ。ライブはこの後、“DAIGO”としての新曲「無限∞REBIRTH」「いつも抱きしめて」を初披露。もちろんこの日DAIGOは「パワーアップした3人で最高のBREAKERZとして戻ってくる」ことも約束してくれた。

そしてエンディング映像では、今後のDAIGOの予定が。12月の東名阪ツアー開催や「史上最大のスペイシーハグ会!!」などのイベントも発表。スペーシーハグ会は抽選で5,555名を招待して東京と大阪で開催されるもので、文字通りDAIGOと抱き合えるというファンにうれしいイベントとなる。

<帰ってゆくDAIGO☆STARDUST>
2013.7.26@渋谷公会堂SET LIST
~Opening Movie
01.MARIA
02.The Space Toy
03.Queen Stardust
04.STARS
05.D☆TRANCE
06.Feather
07.Dear sunshine
08.heavy heavy
~Movie<空白の2週間>
09.HELLO CRAZY GENTLEMAN
10.STAND UP!
11.SUPER JOY
12.SCAPEGOAT
13.SUMMER ROSE
14.I wanna be your star
encore
En1.デイジー
En2.ROCK THE PLANET
En3.永遠のスペースカウボーイ
~Endeing Credits~Movie
En4.無限∞REBIRTH
En5.いつも抱きしめて

■1st Single
「いつも抱きしめて / 無限∞REBIRTH」
2013.07.31 Release!!
【初回限定盤A(CD+DVD)】ZACL-6027 ¥1,680(tax in)
1.いつも抱きしめて
2.無限∞REBIRTH
特典DVD「いつも抱きしめて」Music Clip+Music Clip off shot
封入特典:3種連動特典応募シリアルナンバー
【初回限定盤B(CD+DVD)】ZACL-6028 ¥1,680(tax in)
1. 無限∞REBIRTH
2.いつも抱きしめて
特典DVD「無限∞REBIRTH」Music Clip+Music Clip off shot
封入特典:「カードファイト!! ヴァンガード」PRカード1枚
封入特典:3種連動特典応募シリアルナンバー
【通常盤(CD)】ZACL-4043 ¥1,260(tax in)
1. いつも抱きしめて
2. 無限∞REBIRTH
3. デイジー ~2013 version~
通常盤のみ「デイジー ~2013 version~ 」収録
初回生産分のみ封入特典:DAIGOビジュアルカード(全3種/ランダム封入)
初回生産分のみ封入特典:3種連動特典応募シリアルナンバー

<3種連動特典内容>
■史上最大のスペイシーハグ会!! 計5,555名
あの幻のスペイシーハグ会が7年振りに東京・大阪の2都市で開催決定!
なんと5,555名様ご招待!!
■無限∞に話していたい。DAIGOと残暑お見舞い生電話!! 計55名
無限に話していたくなるDAIGOと生電話が出来ちゃう!!
■抱きしめて待受画像!! 応募者全員
抱きしめたくなるDAIGOの待受画像を応募者全員にプレゼント!!
<応募受付期間>
応募受付開始 2013年7月31日(水)12:00~
応募受付締切 2013年8月4日(日)23:59まで

<DAIGO LIVE TOUR 2013>
12月20日(金)東京・中野サンプラザ
12月27日(金)愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
12月28日(土)大阪・大阪国際会議場(グランキューブ大阪)

◆DAIGO オフィシャルサイト
◆BREAKERZ オフィシャルサイト
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