ジョシュ・オム「どん底まで落ちたのは人生で最高の出来事だった」

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのフロントマン、ジョシュ・オムは3年ほど前、膝の手術がきっかけでうつ状態に陥ったという。しかし、いまはどん底を味わったのは人生で最高の経験だったと考えているそうだ。

◆クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ画像

彼は『Classic Magazine』のインタビューでこう話した。「人生で1番大変な3年間だった。何度も何度もつまづき、答えを出そうとしたが、少し自信を失っていた」「でも、この3年間の失敗は、いままで起きた中で最高の出来事だった。だって、落ちるとこまで落ちたら、上るしかないからね」「自分のこと、かわいそうに思っていた。誰かにつなぎ綱を切られたような感じだったよ。完全に迷子になっていた」

オムは2010年に膝の手術を受けた際、合併症により一時期仮死状態に陥ったという。その後、3ヶ月ベッドで安静にしていなくてはならなかった。

何が大事なのか悟ったというこの経験は、新作『...Like Clockwork』の大きなインスピレーションになったという。同アルバムで、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは初の全米No.1を獲得した。

Ako Suzuki, London