日本音楽教育文化振興会、楽譜に関する知識・技術の習熟度を問う「楽譜検定」をスタート

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公益財団法人日本音楽教育文化振興会は、楽譜に関する知識・技術の習熟度を問うオンライン検定、「楽譜検定」のサービスをスタートした。

日本における音楽教育の状況および音楽に関する調査研究を行い、音楽教育並びに音楽文化の普及・向上発展を図ることを目的とした公益財団法人日本音楽教育文化振興会(東京都文京区)が、楽譜に関する知識・技術の習熟度を問うオンライン検定「楽譜検定」のサービスを開始した。

楽譜は、作曲者がプレイヤーに演奏情報を伝えるための設計図であり、後世に作品を残すための重要な手段の一つ。作曲者の意図を正しく伝えるためには、より正確で美しい楽譜であることが大事だが、そのためには伝統的な楽譜表記の「ルール」を知っていることがまず必要となる。「楽譜検定」では、「楽譜に関する知識」について一定の指針を示し、その習熟度によってグレード(級)を付与することで、楽譜について学びたい人の意欲向上、ひいては音楽文化の継承発展を牽引する人材の育成を目指すものとしている。

楽譜検定の試験方式は、オンライン上で実施。24時間、365日、いつでもどこでも、学び、試験を受けられる体制を整えている。

グレードについては、開始当初は10級から2級までのグレードを設置。10~8級(無料)は初学者向け、7~5級(有料)は中級者向け、4~2級(有料)は高等知識を問う内容とし、将来的には作品審査を伴う1級やそれ以上のグレードの設置も検討する。

◆楽譜検定
◆公益財団法人日本音楽教育文化振興会
◆BARKS 楽器チャンネル
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