サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ、新作PVの主役にファンを起用

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サーティー・セカンズ・トゥー・マーズのジャレッド・レトが、バンドの新作PVにファンを主役として起用した。ジャレッドはドイツ人の男性ファンの父親が悲劇的な死を遂げたという話を耳にして、その男性に新曲「ドゥー・オア・ダイ」のPVに出演してくれるようにわざわざ依頼したというものだ。

◆サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ画像

2013年夏に敢行しているワールドツアーの最中に撮影されたというそのミュージックビデオは、多くのファンが同バンドとリンクした自分達の個人的な思い出を披露している作品となっているが、中でもジャレッドは今回メインとして起用したドイツ人男性が父親の葬式で同バンドの楽曲を演奏した時のストーリーに感動して、その男性をPVの冒頭に登場させることに決めたと説明している。

「あれはオーストリアでのコンサートだったね…ある男性ファンが父親が亡くなった時の話をしてくれたんだ。そのストーリーは純粋だったし、こっちも捜し求めていたわけじゃないけど素晴らしいものを見つけたって感じがするものだったんだ。だからビデオの冒頭にはもってこいだって思ったのさ」

さらに、ジャレッドは今回のPVを制作するために、予定していた夏休みを返上しなければならなかったとMTVに続けた。「俺が大人になってから初めてちゃんと計画して取る夏の休暇になるはずだったんだ。でもこのビデオを作ってたら時間が惜しくなっちゃって、3週間の予定だったのが2週間に、1週間に、5日に、そして夏休みが終わっちゃったってわけさ。でもそのおかげで美しい映像ができたよ。今回出会った人と過ごした時間はずっと忘れないよ。だから夏休み返上する甲斐があったってもんさ。みんな誰でも人生で特別な瞬間を持っていて、そこには語るべきストーリーがあるんだ」

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