「アイドルとメタルの融合」をテーマに結成されたメタルダンスユニット・BABYMETALが8月10日(土)幕張メッセで行われた<SUMMER SONIC 2013>のRAINBOW STAGEに出演した。

◆BABYMETAL <SUMMER SONIC 2013>ライブ写真





この日は「神バンド」と呼ばれる生バンドによるテクニカルな演奏が聴けるということで、サウンドチェックの段階で既に会場は興奮の渦に巻き込まれていた。そして、ステージ後ろのビジョンに映し出されるローマ数字のカウントダウンのあと、「メタルは正義、そしてカワイイも正義」というキツネ様のお告げを受けてBABYMETALのショーが幕を開ける。

神バンドのメンバーに続いて、1歩1歩ゆっくりとステージ中央へと歩みを進めたBABYMETALの3人が、纏っていたビッグタオルを振り払ったのを合図に1曲目「BABYMETAL DEATH」が始まる。これは、初見の人も多いであろうサマソニのオーディエンスへ向けて、ご挨拶代わりの1曲。立ち昇るスモーク、性急に瞬くライティング、そして3人の凛とした立ち姿に、フロアは拳を突き上げ、水を振り撒きながら応える。続く最新シングル「メギツネ」は、歌曲「さくらさくら」を引用したブレイクダウンパートのフレーズからスタート。間奏でSU-METALは狐の面を顔の前にすっとかざし、まるで能役者のようにその場に立ち尽くす。そして、間奏が終わる直前に面を外すと、そこにはこれまでに見たことがないようなキリッとした流し目と妖艶な色気を漂わせるSU-METALの顔が現れるという、思わず息を呑むような一幕があった。

インダストリアルなメタルナンバー「Catch me if you can」では、RAINBOW STAGEの広さを使った、キレのあるかくれんぼを模したダンスを展開。YUIMETALとMOAMETALのキュートなダンスに反応するかのようにフロアには大きなモッシュサークルが出来上がり、オーディエンスの興奮はさらに高まっていく。そして、BABYMETALの一番ポップな曲であり、彼女たちのインディーズデビュー曲でもある「ド・キ・ド・キ☆モーニング」では、再びSU-METALの表情の変化に目を奪われた。刺すような鋭い視線を投げかけたかと思えば、次の瞬間には弾けるような笑顔を見せる。圧倒的な歌唱力に加え、これまで以上に豊かなSU-METALの表現力に、BABYMETALが新たな領域に突入していく予感を抱かせた。

ゾクゾクするようなライヴはまだまだ続く。「いいね!」の中盤ではグッタリしたオーディエンスが係員に運び出される事態も起こり、BABYMETALのパフォーマンスの破壊力を再度実感。「1年前、サマソニの小さなステージに初出場し、その時に観たレインボーステージがとても大きく思えた。今年は遂にそのステージに自分達が立つ」というストーリームービーをはさみ、YUIMETALとMOAMETAL の2人がお立ち台に立ってCO2を撒き散らした「ヘドバンギャー!!」や、日本のライヴではまずお目にかかれない巨大な“ウォール・オブ・デス”が発生した「イジメ、ダメ、ゼッタイ」など、ステージとフロアがひとつとなり、壮大なエンターテイメント空間を作り上げた。MC無しで駆け抜ける、決して変わることのないストイックなアティテュードに、ライヴ終了後には、BABYMETALのファンか否かに関わらず、その場にいた全てのオーディエンスが満足気な表情でステージへ向けて拍手喝采を送っていた。

全国各地の野外フェスで旋風を巻き起こしているBABYMETALが次に訪れる地はなんとインドネシア!しばしの休息の後、9月7日にジャカルタにて開催される<ANIME FESTIVAL ASIA 2013 INDONESIA>に出演する。そして、12月21日(土)には幕張メッセイベントホールで初のアリーナ公演となるワンマンライブ<LEGEND“1997” SU-METAL聖誕祭>の開催が決定している。

◆Photo by Taku Fujii

■Live Schedule
ワンマンライブ<LEGEND“1997” SU-METAL聖誕祭>
12月21日(土) 幕張メッセ・イベントホール
Open 15:00 / start 16:00
※詳しくはオフィシャルホームページ http://www.babymetal.jp/ をご確認ください。

・9月7日 インドネシア<ANIME FESTIVAL ASIA 2013 INDONESIA>
・9月22日 滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場 <イナズマロックフェス2013>

◆BABYMETAL オフィシャルサイト
◆チケット詳細&購入ページ
◆Kawaii girl Japan