アース・ウインド＆ファイアー『フォーエヴァー』、阿部慎之助選手が「セプテンバー」を選曲

▲左からヴァーディン、TJO、フィリップ、DJ KOMORI、ラルフ

アース・ウインド＆ファイアーのニュー・アルバム『フォーエヴァー』の詳細が明らかとなった。デラックス・エディションには、モーリス・ホワイトやレニー・クラヴィッツ、デイヴィッド・フォスターなど世界的なミュージシャンやセレブが「自分のお気に入りのEW&Fの一曲」を選んだスペシャル・ディスクが同梱されるが、その中には日本代表としてプロ野球・読売ジャイアンツの阿部慎之助選手が選んだ「セプテンバー」が収録されるという。またDJ KOMORIとTJOによるEW&F楽曲のリミックス・ヴァージョンも収録される。

◆「マイ・プロミス」試聴音源

9月11日に発売される『フォーエヴァー』は、メイン・プロデューサーも務めたボーカルのフィリップ・ベイリーは「原点に戻った作品。ファンのみんなが求めているEW&Fらしい音に仕上がった」と自信を見せている。黄金期のメンバーだったラリー・ダン（key）が多くの曲に参加するなど、1970年代のEW&Fが戻ってきたようなキャッチーで華やかな作品となっており、爽やかなギターのカッティングとホーン・セクションから始まる先行シングル「マイ・プロミス」は、これぞアース！とファンからの評価も上々だ。

そしてスペシャル・ディスクにはかつてのEW&Fを横断するベストのような内容となっている。阿部慎之助選手が選んだ「セプテンバー」は、言わずと知れたEW&Fの放ったヒット曲のひとつ。日本のファンの為に日本人にも選曲して欲しいというEW&F側のリクエストを受けたレコード会社の担当者が、阿部選手の話をしたところ、「日本のスーパースターに参加してもらえるなんて光栄だ」とEW&F側も快諾、異色の参加となったというわけだ。

阿部選手はバッター・ボックスに立つ際のテーマ曲として長年EW&Fの「セプテンバー」を使用している。ファンの間では替え歌ができるほど定着しているものだが、「阿部選手に参加のお礼を言いたい」という来日中のEW&Fからの申し出から、阿部選手との初対面が東京ドームで実現している。阿部選手自らがグラウンドを案内し、EW&F側もアカペラで「セプテンバー」をお返しするなど、大いに盛り上がる初対面になった。阿部選手は「2002年にバッター・ボックスに入る時に各選手が自分のテーマ曲を流すというシステムが始まりましたが、自分はその時からずっと「セプテンバー」一筋。自分も盛り上がるし、お客さんも盛り上がってくれて、すごくいいなと思っています」と語る。この初対面の様子は、日本テレビ系「NEWS ZERO」で9月上旬に放送される予定となっている。

（C） Randee St. Nicholas

『フォーエヴァー』
2013年9月11日発売
デラックス・エディション SICP-3535～6（2枚組）　￥3,150（税込）
スタンダード・エディション SICP-3537　￥2,520（税込）
・解説／歌詞・対訳付き
・デラックス・エディション：DISC 2選曲者によるコメント付
DISC 1：ニュー・アルバム『フォーエヴァー』
1.サイン・オン
2.ラブ・イズ・ロー
3.マイ・プロミス　《先行シングル》
4.ガイディング・ライツ
5.ガット・トゥ・ビー・ラヴ
6.ベロオリゾンテ
7.ダンス・フロア
8.スプラッシーズ
9.ナイト・オブ・マイ・ライフ
10.ザ・ラッシュ
11.ヒーロー・アズ・ヒー・ローズ※日本盤ボーナス・トラック
12.つむじ風※日本盤ボーナス・トラック
DISC 2（デラックス・エディション）
1.旋風（かぜ）の使者 Selected by モーリス・ホワイト
2.ランニン Selected by ファレル
3.シャイニング・スター Selected by ザ・ルーツ
4.勝利へのターン Selected by レニー・クラヴィッツ
5.全能なる力 Selected by クライヴ・デイヴィス
6.ユー・アンド・アイ Selected by ラファエル・サディーク
7.宇宙のファンタジー Selected by アンドレ3000
8.キャント・ハイド・ラヴ Selected by デイヴィッド・フォスター※日本盤ボーナス・トラック
9.セプテンバー Selected by 阿部慎之助[読売ジャイアンツ]※日本盤ボーナス・トラック
10.セプテンバー （DJ KOMORI Remix）　〈New Remix〉※日本盤ボーナス・トラック
11.レッツ・グルーヴ （TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix）〈New Remix〉※日本盤ボーナス・トラック

◆アース・ウインド＆ファイアー・オフィシャルサイト