【ライブレポート】倉木麻衣、初の“LIVE PROJECT”が宮城で完全燃焼「また、この場所に戻ってきたい」

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倉木麻衣が8月17日、仙台市民会館大ホールにて<MAI KURAKI LIVE PROJECT 2013 “ RE: ”>のファイナル公演を行った。このツアーは“RE:”(再生)というテーマのもと、“Reborn”“Restart”“Retry”など、様々な意味合いを持つメッセージ色の濃いものだ。

◆倉木麻衣 画像

6月30日の群馬県伊勢崎市文化会館大ホールから始まった倉木初のLIVEプロジェクト<MAI KURAKI LIVE PROJECT 2013 “ RE: ”>も全12都市を廻り、いよいよ最終公演となる。

「仙台に帰って来ました!」

こう叫んだ倉木に、会場を埋め尽くしたファンは割れんばかりの歓声で応えた。倉木は2012年12月、デビューから15年目に突入する。「15周年を前に、原点に立ち戻って今の自分にできることを考え、行動し、感謝の気持ちを伝えたかった」と、このステージ前に語っていた倉木は、ツアーと平行するカタチで宮城県岩沼市にて行われた『-瓦礫を活かす-森の長城プロジェクト』に参加するなど、ボランティア活動も行ってきた。“今の私にできること”、音楽を通して考え伝え続けてきた彼女の姿勢は、このツアーにも色濃く反映されている。

6名のダンサーたちとステージに登場した倉木は、イントロで大きく拳を振り上げリズムをとった。その力強さに会場が一気にヒートアップ。会場中を埋めつくしたグリーンのペンライトが、リズムに合わせて大きく揺れ続く様が壮観だ。オープニングナンバーは自然へのRespectの気持ちを歌った「Diamond Wave」。“RE:”のテーマのひとつとも言えるこのナンバーではタオル回しの輪が広がり、ステージと客席をのっけから一体とした。

続けて、「夢が咲く春」「P.S♡MY SUNSHINE」とアップテンポのナンバーが繰り出されるセットリストは、今回のテーマに合わせて倉木が悩み抜いたものだ。“再生”、“未来への一歩”といった想いをひとりひとりに伝えるかのようなナンバーの数々が力強く、ライブに引き込まれていく。「Start in my life」「Reach for the sky」「風のららら」といった倉木ならではの希望に満ちあふれたミディアムナンバーも、いつも以上に輝かしい。

中盤に披露されたバラードコーナーでは、チャリティーソング「あなたがいるから」や大切な思い出を綴った「さくら さくら...」を披露、その柔らかな歌声が客席を魅了した。

そして、ゴールドの衣装に着替えた倉木がヒットナンバー「TRY AGAIN」「PUZZLE」「Feel fine!」とノンストップで繰り出すと、本編全20曲が最高潮を迎えた。アンコールで再びステージに姿を現した倉木は、客席に向かってこう語りかけた。

「(“Reborn”“Restart”“Retry”など)さまざまな“RE:”があると思いますが、“RE:”は希望も込められている言葉だと思うんです。 わたし自身は、全国各地でライブを通じてリフレッシュして、また改めて音楽の楽しさを感じることができましたし、歌手としてまたこれからすべきことも再確認できました。みなさんにとっての“RE:”を見つけていただけたらと思います。もうすぐ15周年を迎えますが、新しいチャレンジをして、いろいろと発信していきたいですし、また、この場所に戻ってきたいと思います」

冒頭に記したように、原点に立ち返って“今の私にできること”を実践した倉木が、“歌手としてこれからすべきこと”は15周年を控えた彼女の歌や活動から見えてくるはずだ。そして、このツアーのラストを飾ったナンバーは「Love, Day After Tomorrow」。まだ16歳だった倉木が、右も左も分からないなか、がむしゃらに歌詞を作り上げた思い出のデビュー曲だった。会場いっぱいの“L.O.V.E”に微笑む彼女の会心の表情が、このツアーの成功を物語るように美しい光景となった。

なお今回のライブでは、これまでの名曲がリアレンジされて届けられる楽曲の心地よさが特徴的に響いた。ファンを裏切らずに原曲の魅力を最大限に活かしながらフレッシュに生まれ変わった楽曲の数々は、エレクトロあり、ラテンありと、バラエティにこのライブを彩っていたのが印象的だ。なかでも、澄み切った倉木のボーカルに軽やかなレゲエ調リズムが融合した「Reach for the sky ~RE: GGAE Summer 2013 ver.~」は、夏の終わりに楽しみたい一曲として多くのファンから音源化のリクエストを受けたという。このリアレンジ曲は、配信限定シングルという形でツアー最終日である8月17日、iTunesをはじめ、各PC/モバイルサイトにて配信がスタートしているので、ぜひとも聴いていただきたい。

そして、ツアー最終日の翌日となる8月18日、倉木は約2年振りに“女川さいがいエフエム”を訪れた。「お帰りなさい!!」と迎えられ、「女川のことをちゃんと覚えていてくれて嬉しい」と語りかける女子高校生DJを交え、約1時間のラジオ生放送でのトークが展開された。前日のライブを見ていたという彼女たちは「楽しかった!」といって目を輝かせたが、この日のライブは彼女たちだけでなく、倉木自身にとっても胸に強く刻まれたライブであり、ツアーだったはずだ。

<MAI KURAKI LIVE PROJECT 2013 “ RE: ” >FINAL
2013年8月17日@仙台市民会館セットリスト
01. Diamond Wave
02. 夢が咲く春
03. P.S♡MY SUNSHINE
04. Delicious Way
05. Come on! Come on!
06. mi corazón
07. Secret of my heart
08. Start in my life
09. Reach for the sky
10. happy days
11. Tomorrow is the last Time
12. 風のららら
13. あなたがいるから
14. さくら さくら...
15. Revive
16. ラララ*ラ
17. FUTURE KISS
18. TRY AGAIN
19. PUZZLE
20. Feel fine!
en1. always
en2. chance for you
en3. Love, Day After Tomorrow

<配信限定シングル>
「Reach for the sky ~RE: GGAE Summer 2013 ver.~」配信中 
●モバイル
レコチョク、BEING GIZA STUDIO、music.jp、dwango.jp
●PC
iTunes、mora、Musing ほかサイトにて配信!!

<Mai Kuraki Symphonic Live -Opus 2->
9月22日(日) 東京 東京芸術劇場 コンサートホール
9月23日(月・祝) 東京 東京芸術劇場 コンサートホール
指揮:藤原いくろう 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
一般発売日:8月24日(土) 10:00~

◆チケット詳細&購入ページ
◆倉木麻衣 オフィシャルサイト
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